皆様いかがお過ごしでしょうか。清楚咲夜と申します。
花粉がめちゃくちゃキツくなってきましたね~…
ところで、私は仕事用/執筆用PCとして2017年頃にLet's note SZ6(プレミアムモデル 16GB Corei7)を購入して今まで使っていました。しかし、大変革を迎えたDXの昨今、ビデオ会議やその他の処理が重くなってきたことやWindows10のサポート期間が残り僅かとなりました。そこで、MacBook Air M4が新発売されたことに伴って、モバイルPCをLet's noteからMacBook Airに乗り換えました。
私の場合、Appleの学生・教職員ストアでの購入ができるので、割引価格での購入に加えて、アップルギフトカードをもらいました。
22,000円分のギフトカードなので、使い道が広がります。
そこで、前々から気になっていた「空間オーディオ」や「ノイズキャンセリング」といった機能を鑑みてAirPods Pro2の購入に至りました。
実質17,800円で購入できたわけです。
ちなみに、MacBook Air M4は13インチでGPUが10コアになる512GBモデルを購入しました。179,800円でした(通常では194,800円なので、15,000円ほど割引されています)。それに加えてギフトカードももらえるので、学生・教職員の方はぜひご検討ください。
開封
仕事の休憩中に注文して、Apple Store新宿で受けとりました。
箱の裏面
ちなみに、USB-Cケーブルが内蔵されていますが、Apple Watchをご利用の方はMagSafe充電器での無線給電も可能です。結構便利(スマート)ですね。
同梱してある説明書類
本体及びケーブル、イヤーチップ
設定とか
iPhoneの近くで蓋を開けると勝手にペアリングされます。
聴力チェックの結果、問題はなかったです。
実際に音楽を聴いてみる
さて、今回は実質17,800円で購入したわけですが、本来の価格は39,800円です。
それに見合う音なのか検証をしてみます。
ちなみに普段、自宅ではスピーカーを使って音楽を聴いているほか、今まで移動の際はATH-M50xBT2やJBLのイヤホン等を使っています。
詳しくはこちらから
まずはfripSideの「LEVEL5-judgelight」です。
この曲は、まだiOS4か5くらいのときにiTunesストアで購入した曲なので、有線から無線などハードウェアの変遷も含めて懐かしさがありますね。
【音の印象】
メロディ<ヴォーカルと感じます。
Appleの本社がカリフォルニアということで、西海岸サウンドといえばこんな感じだよな…と思います。今までJBLを使ってきたので、割とすんなり馴染める音ですね。
もっと分かりやすくいうと、陽気な音楽(例えば、楽器的にはジャズ・EDMなどダンサブルな曲・ブラックミュージック)と相性がいいと感じます。
中低音が太いですが、特別ドンシャリとは感じず、全体的に聴き疲れしない音であることは確かです。割とフラットな具合でいいと思います。
低音の深さや高音のキラキラ感こそないものの、比較的クセのない・万人に聴きやすいサウンドですね。
音像と音場という言葉がありますが、アメリカン・サウンドらしく「音場」よりですね。
その他にも楽曲を聴いてみます。
箱崎星梨花さんの「きまぐれユモレスク」
【音の印象】
CVの麻倉ももさんの声の甘さといいましょうか、見事に再現されています。
こちらの楽曲ではメロディ>ヴォーカルのバランスで音量が大きく聞こえますね。
思っていたよりもねっとりとした低音が出ているのに驚きました。
続いて、小倉唯さんの「Love Vision」を聴いてみます。
【音の印象】
先述した「きまぐれユモレスク」と同様に、小倉唯さんの声の甘さの表現はとても素晴らしいと感じます。音量バランスもいたような感じですし。
ただ、本楽曲がハイレゾロスレスで配信されているということもあり、ホームオーディオで聴いていると解像度の高さが感じられますが、AirPods Pro2ではそれがないんですよね。
高音がもうちょい伸びてもいいんじゃないの?と感じます。しかし、細かい音まで出ているので解像度だけ課題と感じました。
ほか:AirPods Pro2と相性がよいと感じた曲
9-tieの「Naked Blue」
音の陽気さとAirPods Pro2の音の傾向が見事にマッチ。JBLでもこんな感じです。
Roots.のWONDEЯ GIRL
他の楽曲より低音の量を感じられます。
などなど…
ちなみに、ステレオの楽曲も「空間オーディオ」として楽しむことができるようです。ステレオをわざわざ拡張する必要はないと考えているのでやりませんが。
続いて、「Dolby Atmos」を試してみたいと思います。
Apple Musicで「空間オーディオ」と検索すると色々と出てくるので、今回はYOASOBIの「アイドル」を聴いてみました。
空間オーディオにもモードがあり、「固定」と「ヘッドトラッキング」がありますが、今回はイマーシヴサウンドというわけで「ヘッドトラッキング」を設定。
前を向いている状態では360度のようには感じません。
イントロでは、メロディの音量が大きいように感じます。頭を左右上下に動かして見るとヴォーカルがフロント方向にありながらも、一点に集中しており、音がその方向から聞こえるというのは面白いと感じます。
ただ、楽曲によって空間をどう定義しているのか?が浮き彫りになりますよね。
「アイドル」は普通のオーディオで聴いても大して変わりないように思います。
ここで、もっと分かりやすくするため学マスの「仮想狂騒曲」を聴いてみました。
これが空間オーディオの真髄だと感じます。ASMR的な感じと言えば分かりやすいでしょうか。
頭を左右上下前後に動かしてみると、後ろからもメロディがなっているしヴォーカルも向いている方向から聞こえてくるので、非常に面白い体験だと思います。
しかし、7chオーディオで聴くのとはそもそも没入感のレベルが違いすぎるので、過度な期待は禁物ってかんじですかね。