清楚咲夜の日記

何らかの研究をしている私が、趣味について綴るブログです

ナンカンのスタッドレス ICE ACTIVA AW-1を買ってみた

皆様いかがお過ごしでしょうか。清楚咲夜と申します。

既に12月。年の瀬ですよ…

こないだ学会発表へ県外へ行ったときは夜もそこそこ暖かく、驚きました。こちらは、夜になると氷点下まで下がりますので。

ま、そんなわけで12月といえば冬。冬といえばスタッドレスタイヤ、ということで、初めて海外製のスタッドレスタイヤ、しかも初のナンカンタイヤの「AW-1」を買ってみました。(実際に雪・凍結路での使用感は中盤以降に記してあります)

 

 

購入した理由として、安いという理由ではなく、単にタイヤサイズのラインナップの都合です。

純正指定タイヤサイズが「205/45R16」ですので、195/50R16も考えたのですが、ハンドリングがダルくなりそうだったので、45扁平のままにしようと思ったら、ナンカンのAW-1しかありませんでした。

 

価格は1本1万ちょっと。4本注文し、autowayの取り付け店で取り付けてもらい、合計金額は5万5千円くらいでした。
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ホイールが汚い!

まだ雪が降っておらず、ドライのみ走行した感想等述べられればと思います。

また雪が降り次第、レビューしますけど(追記でレビューしてあります)。


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タイヤサイズの選択としては間違っていなかった気がします。

夏タイヤがスポーツ系タイヤ(アドバンフレバ)はいているというのもありますが、50扁平くらいに柔らかく感じます。乗り心地はすごくいいし、ロードノイズも凄く減り、夏より向上しています。

その一方で、腰砕けといいますか、直進安定性は夏と比較して悪いですね。仕方ないのは分かりますが、この車はそこそこトルクステアが出るので、加速したときに「あれれ?」と感じることがあります。

夏タイヤだとステアリングで微調整できますが、AW-1は遊びが大きく感じます。

そのため、純正指定の220kPaから250kPa程度まで空気を入れてみましたが、大して変わりませんでした。

 

加速時には「あれれ?」と思いますが、速度に乗るとそんなに悪い感じはしません。

遊びが大きく感じるようになったし、ただでさえ小回りがきかないのに拍車がかかった感じ。

駐車が大変困難になりました。あまり冬は運転したくないと感じるのはスタッドレスタイヤのメリット?!

 

ただ、このような加速時の不安はアクセルをちょっと緩めた、冬の運転に繋がっているのでそこは評価できるところかな。

ブーストメータ読みで負圧側の0.5×100kPaくらいのアクセル加減が、乗り味と不安を感じないラインかな。

負圧側0.2×100kPa~正圧になるにつれて「あれれ?」と感じるようになりましたので、丁寧なアクセル操作が行えそうです。

また、コーナリングの安定性は直進安定性のそれより大分良く、滑らかに曲がってくれます。

夏タイヤはがっちりと路面をつかんだ走りでしたが、こちらは滑らかなので、車がどう動くか限界が分かりやすいです。

 

 

ウィンターマックスは2シーズン目で、一般道、夜間を40km/hで走行しているときに氷上で全く止まらず、ギリ衝突回避できたくらいにタイヤゴムがカッチカチになっていたので、このタイヤの寿命が気になりますね。

その点、来シーズンで再評価できればいいですね。

いまの柔らかさだと、2シーズン目まではなんとか持ってくれそうな気がします。

↑1シーズンごと替えてたらコスパ悪いですけど。

 

本当は国産スタッドレスにしたかったのですが、タイヤサイズの選択肢がアレなせいで選べませんでした。ヨコハマで出してくれないかな~

※ちなみに過去にはブリヂストンがREVO2で205 45R16を出していたようです…

 

※追記

というわけで、北海道に次ぐ?!雪国の長野県での感想。(長野の場合、盆地ということもあって雪よりも凍結路がとても多いです。)

(私の乗っている車がFF車かつ、マニュアル・ターボ・サスが硬めという前提であることを念頭において下さい。)

発進時、FF車でも問題なく前進することが可能でした。しかし、サスペンションがあまりにも硬めなためか、斜め方向へ進んでしまいがち。ただ、ゆっくりクラッチをつないでいる限りでは「進まない」ということはありません。これがちょっとでも雑につなぐと、すぐにスリップサイン点滅・電子制御介入します。

一般的な乗用車(アクアとかヴィッツデミオアルファードなど)はサスペンションは硬くないので、FFであろうと4WDであろうと、このようなことはないと思います。

 

続いて、走行シーンでは、安定した走行ができました。変に振られることもなく、FFでも安定した走行・加速ができました。

カーブ(コーナリング)も、落ち着いた速度(20~40km/h)であれば、スリップすることなく、ちょっと速度が出すぎていたらカウンターステアを当てれば狙ったとおりに曲がることができました。このあたり、国産タイヤと大差無いですね。

ただ、60km/hくらいの時に曲がる際「ちょっと速度出すぎた^_^;速度落とそう…」としたときに、いつもと同じ感覚でブレーキを踏んだときにABSが作動したことが気になったくらいでしょうか。これは車側の制御と自身の踏み方が起因しているので、ゆっくり踏めば問題ないです。この場合でも「曲がらん!!!」ということはありませんでした。

 

最後に、減速・停止シーン。先述したように、ブレーキの踏み方にだけ気を付けていれば問題なく停止できます。山に遊び行ったとき(車を滑らせてみようと思った)、凍結した登坂で問題なく停止でき、そのままの位置を保つことができましたので。

 

とまあ、こんな感じでした。お手頃だし、性能も問題ない(勿論、BSには負けますが)ので首都圏の方のみならず、全国各地の方におすすめができると思います。

ただし、雪・凍結路を除く乾燥路がメインの方は減りが早いかもしれません。