今回は、格安ゴールドカードの検証と言うことで、年会費が3000円くらいまでのゴールドカードを各種検証していきたいと思います。
(永年年会費無料のイオンカードは除きます)
条件としては
1.年会費が3000円程度以内のもの
2.新規申し込みが可能なもの
3.日本で発行できるもの
4.条件をクリアしたら年会費が3000円程度になるものを除く
5.年代定カード除く
です。
- ミライノカード GOLD
- MUFGカード ゴールド
- 楽天ゴールドカード
- UCS ゴールドカード
- Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
- Premium Gold
- SuMi TRUST CLUB エリートカード
- SuMi TRUST CLUB リワードカード
- P-oneカード<G>
- 総評
ミライノカード GOLD
一番最初にこのカードを持ってきた理由ですが、年会費が3000円だからです。
以降、カードのスペックです。
- 国際ブランドはJCBのみ
- 年会費3000円+税(年間100万円以上の利用で次年度無料)
- S枠70~300万円
- QUICPay一体型クレジットカード
- 海外・国内旅行保険(家族保険付帯)
- 海外ショッピングのみショッピング保険適用
- 15日締め翌月10日払い
- 住信SBIネット銀行が発行
ということで、格安ゴールドカードながらも、基本的な性能を抑えつつ旅行保険では本人のみならず、家族保険まで付帯している優れた一枚です。
券面も悪くなく、3000円という年会費を感じさせない上品な仕上がりです。
MUFGカード ゴールド
AMEX
MasterCard
格安ゴールドカードの定番と言えば、こちらのカードではないでしょうか。他のサイト様でも、おすすめされているカードですが、本当にカードの内容はいいのでしょうか。検証していきます。
- 国際ブランドはVisa Master JCB AMEX
- 年会費1905円+税(家族カードは1人まで無料)
- S枠10~200万円
- 国内渡航便遅延保険つき(2万円まで)
- 海外・国内旅行保険(条件あり)
- ショッピング保険(条件あり)
- 15日締め翌月10日払い
- 空港ラウンジ使用可能(国際線のみ)
- 三菱UFJニコスが発行
なんと、約2000円で所有できるゴールドカード。ステイタスのスの字はありませんが、年会費がかかる分、しっかりしている部分も多々見受けられます。
しかし、条件付きが多いです。分析していきます。
・旅行保険について
海外保険についての但し書きがあります。
なんと、初年度は最高2000万だけど、初年度のうちに年間20万円を使わないと、最高100万にするよ!
というものです。でも、20万円しか使わない人はあまりいないと思うので深刻なものではありません。
・ショッピング保険について
年間100万円まで国内外問わず補償してくれますが、
・分割(3回以上)かリボ払いのみ対象。楽Pay登録していると無条件で補償。
というものです。あまりショッピング保険を使う方はいないので、深く考える必要は無いと思います。
・空港ラウンジについて
AMEXにはありませんので、Visa/Master/JCBのみのサービスです。
国内旅行で使おうと思っている方もいらっしゃると思いますが、使えません。
海外旅行のみでしか使えません。
MUFGカード 空港ラウンジサービス|クレジットカードなら三菱UFJニコス
こちらのページをご覧ください。国際線のみと言う文言があります。
まとめますと、
- ダニエル・K・イノウエ国際空港
- 福岡空港
- 関西国際空港
- 中部国際空港
- 成田空港第1ターミナル
- 成田空港第2ターミナル
- 新千歳空港
の6カ所かつ国際便のみ利用できます。
以前の記事で、伊丹空港の「ラウンジ オーサカ」について紹介しましたが、本カードを提示されていましたが、受付嬢から「こちらのカードはご利用頂けません。」と申し訳なさそうに告げられていました。ラウンジには入れるという謳い文句だけに釣られないようにしましょう。
その一方で、国内渡航便遅延保険はゴールドカードでも実施している会社が少ないので、ポイントが高いです。
楽天ゴールドカード
こちらも定番の一枚。本当に優れているのか検証します。
公式サイトの画像ですが、実際は色が薄いので期待してはいけません。
謳い文句は「年会費わずか2,160円の手軽に持てるゴールドカード」という格安ゴールドを謳っています。
2018年に空港ラウンジ使用可能回数が減ったことにより「改悪」と言われた一枚です。
しかし、この年会費で年2回も使えればよいのではないでしょうか。
しかし、100円で1ポイント貯まるので、2ポイント=1マイル計算でANAマイルに交換するとショッピングにおいてマイルが貯まりやすい点がおすすめです。
カードラウンジも使いたい場合は、JALカード 普通カード アメリカンエキスプレスカードやANA アメリカンエキスプレスカードを発行すれば、同伴1名まで無料なのでおすすめです。
UCS ゴールドカード
あまり目立たないゴールドカードですが、実は3000円で所有が出来ます。実力はいかに!
- 国際ブランドはVisa Master JCB
- 年会費3240円
- S枠100~200万円
- 海外・国内旅行保険
- ロードサービス
- 15日締め翌月10日払い
- 空港ラウンジ使用可能
- UCSカード発行
申し込み資格がしっかりしているため、年会費が割安ながらも1万円程度のカードに引けを取らない性能を持っています。
ロードサービスまで付帯するうえ、空港ラウンジはほとんどの国内空港で利用が出来ます。
楽天ゴールドカードとこちらのカードでも十分なくらいです。
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
券面はゴールドかと言われると「?」ですが、実態はいかに!
- 国際ブランドはMaster JCB
- 年会費1950円(税込み)
- S枠10~300万円
- 海外・国内旅行保険
- 月末締め翌月27日払い
- オリコ発行
正直なところ、年会費を払ってまで持つ理由が見当たりません。100円で1ポイント貯まるので、ポイントが貯まる高還元カードという立ち位置です。
Premium Gold
こちらもオリコから募集中のカードです。あまり見ない、聞かないカードですのでご紹介致します。
- 国際ブランドはMaster JCB
- 年会費1950円(税込み)
- S枠10~100万円
- 海外・国内旅行保険
- 月末締め翌月27日払い
- オリコ発行
基本的には上の”Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD”と変わりないカードです。
SuMi TRUST CLUB エリートカード
こちらは、三井住友トラストグループ発行のカードです。
- 国際ブランドはVisaのみ
- 年会費3000円
- S枠30~100万円
- 海外・国内旅行保険
- 15日締め翌月10日払い
- 空港ラウンジ使用可能
- 三井住友トラストクラブ発行
後ほど紹介しますカードのVisa版に位置づけてよいと思うカードです。三井住友トラストクラブは現在、ダイナースクラブを発行している会社です。基本的なゴールドカードの性能を抑えた、一般的なカードです。
特徴が無いのが特徴、でしょうか。
SuMi TRUST CLUB リワードカード
先ほどのVisaではなく、MasterCardです。ランクはゴールドの上に位置する「チタンカード。」カードはチタン素材ではありません。
- 国際ブランドはMasterCardのみ
- 年会費3000円
- S枠30~100万円
- 海外・国内旅行保険
- 15日締め翌月10日払い
- 空港ラウンジ使用可能
- 三井住友トラストクラブ発行
Visaとまったく同じ内容です。
【重要なお知らせ】当社発行のMastercardの各種改定について | お知らせ一覧 | クレジットカードのSuMi TRUST CLUBカード
こちらをご覧頂くと、ICカード移行に伴い「TRUST CLUB プラチナ マスターカード」になるそうです。
P-oneカード<G>
最後に、こちらのカードを紹介させて頂きます。
なんでも、請求時に1%キャッシュバック(請求時に引かれる)されるカード。保険と1%の請求時割引しか取り柄のないカードとも言えます。
総評
こうやって見てみますと、格安ゴールドカードと言っても様々な種類があります。カードを申し込める条件や、サービス内容を総合的に見て一番よいと言えるカードは
「ミライノカード GOLD」でしょう。なんといっても券面が美しい上に、他のカードにある長所と短所の差があまり見受けられないカードです。
その次には、「SuMi TRUST CLUB カード」ではないでしょうか。年会費が安いながらも、基本性能をしっかりと抑えており券面も飾らず似よい印象を受けます。条件さえあれば「UCS ゴールドカード」もいいでしょう。一番のおすすめです。ロードサービス付帯+カードラウンジ利用可能と言う点が大きいです。