丁度1年くらい前のことでしょうか。
Navelの「君と目覚める幾つかの方法」という18禁美少女ゲーム(という名のエロゲなんですが)を買って以降、まったく買っていません。
というよりも、この業界の粗が顕著に現われ始めたということです。
君と目覚める幾つかの方法ですが、Navelの15周年記念作品と言うことで、フルプラ(フルプライスの略)の自信作かと思いきや、内容がスカスカで、残念だったことと言う感想がめいんでしょうか。
内容がない割には長時間のシナリオだったので時間つぶしになったこと、盛り上がるポイントは盛り上がったくらいで他の魅力を探すのに少し苦労したというくらいでしょうか。
前まで、このメーカーが好きだったのですが知らないうちにアンチになっているというか、そういう面が出始めてきてしまっているのが現状です。
おれつば(俺たちに翼はない)がかなり好きなのですが、ファンとアンチは隣り合わせなのかもしれませんね。
俺たちに翼はないはかなりアングラ要素があって言っていることが分かる人には面白い作品であることは間違いが無いのですが、それ以降発売の作品の内容が劣化し始めているというか。
詳しくは、bbs-pinkでご覧頂きたいとしか言えません。
あっちの方が詳しい経緯が載っていたり、様々な意見が見られたりするので。
その他、この業界の限界を感じているのが「納期」です。
Twitterなんか見ていると、かなりのメーカーが「作業が遅れているため発売を延期します」と言う告知をしています。
これは普通だとあり得ないことだと感じています。
というのも、3/30に発売します!と事前に広報していたり、予約を促していたりしているのに「延期します!」の一言で終わってしまっていること。
は? と思うのが通常の思考です。
この業界だから許されることがあるわけがありません。
車などはある程度の想定をしてから生産をするので、予約台数が予想から大幅にうわまた場合は発売延期というのは仕方ありません。
その車だけでなく他の車を販売しているわけですから、生産ラインで遅延が生じるのは台数が多いからと言う理由で解決します。ラインナップ台数が多いと受注も増えるわけですから、1日・1ヶ月における生産台数の限界はあると思います。
しかし、ゲームの場合だとこれが「恒常化している」事が問題なのです。
揃いもそろって、Aが「延期」となったらBも「延期」…の繰り返し。
だったら最初から「発売予定」を作らなければいいのでは、なんて思います。
実際にきみめざも「3月30日発売」だったのが2ヶ月も遅れて5月にとどきました。
別に1度きりの延期なら「仕方ないな」と流せるのですが、これが何度もそのうち恒常化したとなったら話は別。
1メーカー(と言っても指名買いはあまりしない)が発表したかと思ったら他メーカーも延期。
一体何したら延期になるのでしょうかね。
原画数は最近だと50くらいでしょうか。新作発表時期にも問題があるのではないかと思うこともしばしば。
原画に時間が…
だったら最初からその日に指定するな!ということです。
それと、初回アプデパッチでこっそり原画が追加されていることもあります。
納期とは一体何なんでしょうかね。
延期→発売(手元に届く)→アプデパッチ(という名の追加要素)
これでは、延期した意味がありません。
一番最悪なのは、延期している最中に新作発表をすること。
延期しているなら、新作の発表していないで作業に専念してくれ、という感じです。
普通の会社なら延期したら取引されなくなると思うのですが。
延期すると言うことはユーザーからの信頼低下につながることなのではないかと。
これを一般的な企業で当てはめるなら
「4月30日までに以下の作業をしてください。」(契約)
早速、作業に取りかかる
「4月20日、間に合いそうにないので延期します!」(延期告知)
「5月10日、できました!」(引き渡し)
空白の10日間ではありませんか。
しかも上記のことを追加すると
「5月10日できました」(引き渡し)
「5月15日、点検します」(不足分を付け足す)
点検という名目で、作業時に足りていない部分を隠して付け足すと言うことです。
堂々と作業が間に合わなく、延期後発売しましたが延期した分でまだ間に合わなかった原画を追加しました。
なら少しは許せるのですが。
これらのことが当たり前になってしまっているので、当分買う気は無いですね。
好きなメーカー(あかべぇそふと系列)のグッズは買い続けるつもりではあります。
単なる愚痴でしたが。今後は扱いそうもないジャンルなので今日限定です。