皆様いかがお過ごしでしょうか。清楚咲夜と申します。
2月18日にパシフィコ横浜 国立大ホールでIDOLY PRIDEのライブイベントが実施されるのを前に、前日入りして「金沢八景」にてIDOLY PRIDEの聖地巡礼を行いましたので、そのログとして残しておきます。
別の機会に、聖地マップみたいなのを作れればな…と思っています。
それはそれとして、アイプラ未来で名刺交換していただいた方々、ありがとうございまさした。現在、論文の構想をしております。
なお、別記事にも同様の写真を掲載しておりますため、今回は一部省略させていただいておりますことをご承知いただければ。また、時間的余裕がなかった(家を7時に出て、11時に着く予定が、9時に起きてしまい、現地に着いたのが14時でしたのでw)ため、厳密な聖地調査を行えていません。
金沢八景駅エリア
アイプラのアニメで登場する駅改札口です。
シーサイドラインのりばです。撮影するのであれば、平日の昼間か21時以降が人が余りいないのでおすすめです。
ちなみに、アイプラ聖地はシーサイドライン沿線の、いわゆる「海の水際軸」(横浜市都市計画マスタープラン金沢区プラン 金沢区まちづくり方針 H30.3)ならびに「谷戸から海への軸」に点在しておりますので、シーサイドラインを利用して移動する場合は、シーサイドラインの一日券(620円)を購入し、点在する「聖地」へのアクセスを容易にすることをおすすめします。
金沢八景駅の通路にある地図です。
こちらは星見プロダクションの事務所と思われる建物です。
夜8時に訪れた際には、どのテナントも電気をつけていませんでした。
ここは麻奈がFirst Stepを歌っていたり、琴乃とさくらが歌っていたりしたシーンの場所です。いわば「アイプラの物語の始まりの地」みたいなところでしょうか。
ゲーム内のストーリーで登場するアングル(方向)から撮影。実際はポストが写っていたと思いますが、この横にポストがあります。
ゲームの背景と違うのは、いつ訪れても自転車が多いということでしょうか。聖地巡礼をする際にはレンタサイクルとかあれば巡礼しやすいかと思います。遠征される方は折りたたみ自転車等も良いと思います。
「聖地」の多重レイヤー化
これはコラムのような具合になりますが、金沢八景といえば、「IDOLY PRIDE」を始め、TVアニメ「スローループ」、「ぼっち・ざ・ろっく!」、「少女たちは荒野を目指す」など、サブカルチャーコンテンツをはじめとして、歌川広重の「武州金澤八景」など、いわゆる「コンテンツツーリズム」の盛り上がりを従来から見せている地域になります。
金沢八景駅から歩いて5分程度の場所にある「姫小島水門跡」
史跡巡りなんていうのも、アニメ聖地巡礼に併せて行うのも、「地域」を構成する「時間的、有形的な歴史」という面で面白いかも知れません。
水門ということで、この辺りが埋め立てられたのかな?とか、貿易・交通(水路)の要衝として栄えていたのかな?という想像ができますね。
ぼっち・ざ・ろっく!の聖地のワンシーン。
ちなみに、アニメは未履修です。コンテンツツーリズム(フィルムツーリズム)の文献を借りるとすれば、3種類のツーリストのうち、このような、未履修の作品の聖地巡礼を行うことは、弱・普遍的なツーリストに入るかもしれません。
旧海岸線を感じながら 歴史・海・緑をめぐる道を歩く
IDOLY PRIDEの聖地は、今回のフィールドワークの結果、この「旧海岸線を感じながら 歴史・海・緑をめぐる道」に沿った場所に点在しているのでは、という仮説が生じました。
金沢八景駅前の交差点より。物語の構成としては、野島公園方面に歩くと巡礼しやすいかと思います。
シーサイドラインの高架を眺めながら、海岸線を歩きます。
15~20分ほど歩くと、アイプラ聖地のひとつが見えてきました。
聖地のひとつとして考えられている、渚のカード「背中を追って 伊吹渚」の場所「平潟橋」(ひらかたばし)です。
左手を平潟湾というそうですが、下記夕照橋の生い立ちを考えると、すぐそばが横須賀なわけですが、日産のテスト走行路?、埋め立てが無ければ海へ続いていたのでしょうか。
平潟橋を渡り、夕照橋を渡ります。
夕照橋の生い立ちを見るに、島→地続き→島という背景があるのですね。
野島から室ノ木を眺めた様子。
渚も、この「旧海岸線を感じながら 歴史・海・緑をめぐる道」をランニングしていたのでしょうか。
野島町交差点より。
しばらく進むと、コカコーラの自販機を目印として、野島公園方向の看板が見えます。
曲がります。
ちょっと歩けば、野島公園へ着きます。
野島公園は、アイプラの聖地として複数の施設があります。乙舳(おっとも)海岸では、市民憩いの場の拠点として整備されているため、歩きやすく、自然を感じながら体験できるキャンプ等アクティビティの場が整備されています。
こちらをご覧いただくと、アイプラの聖地が、「金沢区の旧海岸線を感じながら 歴史・海・緑をめぐる道」の通り、またはその付近に点在していることがおわかりになるかと思います。
この階段を上っていったさきに、野島公園展望台(野島山展望台)があります。
239段を上りきった先に展望台が見えます。
莉央さんとパチリ。
持っていったのが、車のキーホルダーしか無かったので、すんません。
アイプラでは、星見市高台という名称で登場します。
このあたりは別記事で紹介しておるので、割愛いたします。
TVアニメで登場したシーンから。琴乃が走り去っていく場面です。
こちらもTVアニメで登場したシーン。
ここは出ていなかったと思いますが、「旧海岸線を感じながら歴史・海・緑をめぐる道」という趣旨から。
旧伊藤博文金沢別邸と隣接されている牡丹園のそばにある小屋。こちらは牧野の小屋の「聖地」とされています。
旧伊藤博文金沢別邸については、別記事で紹介しているので割愛。
海の公園南口方面に歩くと、このような看板があります。
今回は時間の都合で、シーサイドラインに乗って、「海の公園柴口駅」までワープします。
駅から徒歩5~10分で、スーパーTAKEMIYA(怜のバイト先)のモチーフとされている「TAIRAYA八景島店」があります。
TAIRAYA八景島店の近くにある公園を北へ(山側へ)行きます。
ここでの道は急坂ですので、ご注意ください。
しばらく真っ直ぐ進んでいくと、右手に芽衣と出会った場所に到着します。
写真をご覧いただくと分かるとおり、かなり勾配がキツいため、車で探訪されることはおすすめしません。
眺めはかなりよいです。
白い建物を右に進み、登っていくと、芽衣をスカウトした場所に着きます。
この辺りは農と住のモザイク性が見られます。
金沢文庫駅周辺
急いでいたのでかなり写真を撮り忘れていました。金沢文庫駅東口より、すぐの「すずらん通り」です。
主にストーリー内の背景として登場します。
また、このまま真っ直ぐ進んでいくと麻奈のMV「星の海の記憶」に登場する施設・商店があります。
地図で確認
前回・今回訪れた「聖地」を地図に表してみましょう。
これを照らし合わせるとやや大雑把ですが、こういった具合に。
したがって、アイプラの物語では星見編に限っては、そこまで大きな移動を伴わないストーリー構成になっており、風景から土地利用、都市計画、用途地域などを通して「星見と金沢八景の連続性」が見られます。
ちなみに、今回訪れた箇所のGoogle Mapはこちらです。
https://maps.app.goo.gl/BTe3wtBzm2BxvstP7
別記事で聖地マップの更新ができればと思いますが、なかなか時間がないのでゆっくりやっていきます。公開時は取り急ぎというコトで。
ではでは~