清楚咲夜の日記

何らかの研究をしている私が、趣味について綴るブログです

「菅野真衣バースデーサマー2024 〜ジーニアスチャイルド〜夜の部」に参加した感想

皆様いかがお過ごしでしょうか。清楚咲夜と申します。

いつぞやの記事でも書いたように、9月~12月は各種イベントと私の仕事周りがギッチギチで毎週飽きることは無さそうです。

今回は、超かわいい女性声優の菅野真衣さん(以下、「かんまちゃん」とする。)のバースデイイベント「菅野真衣バースデーサマー2024 〜ジーニアスチャイルド〜」に参加してきましたので、その感想を記しておこうと思います。

 

1.はじめに

簡単な自己紹介と今回のイベント概要を説明したいと思います。

1.1 自己紹介

清楚咲夜です。2014年頃からこのハンネでやっていますが、なぜこの名前になったのかは定かではありません。よく聞かれるのですが、当の本人ですら分かっていないのです。

2006年頃に放送していた「ハヤテのごとく!」や「砂沙美☆魔法少女クラブ」を見て育った人間。研究分野はコンツーと2次元アイドル。その他に大学入試・広報や地域活性研究など(こちらの方が歴は長く、実務でも取り組んでいる)。

声優イベントは2015年頃に、佐藤あずささん・田辺留依さんのイベントに行ったきりいっていなかったため、今回は久しぶりの声優イベントです。

かんまちゃんを知ったきっかけはアイプラです。当初はいち声優(さくらちゃんのCV)と捉えていましたが、ライブにおけるパフォーマンスや立ち振る舞い、感謝の気持ちを発信するなどの点に惹かれ、写真集を購入するなど今に至ります。

この「かわいさ」の源泉は何か?それを考察してみたいですね。

 

1.2 イベント概要

今回のイベントは、羽田空港第3ターミナル内の4階 TIAT SKY HALLで2024年9月8日に開催されました。

昼の部・夜の部の2部制となっており、前者はトークイベントで後者はライブイベント。かんまちゃんの誕生日が8月14日ということで、それをお祝いするというコンセプトのもと執り行われました。

 

2.会場外観

本章では入場までの解説をしています。

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図1会場デジタルサイネージの写真

TIAT SKY HALLは、日本橋を模した橋の近く(展望台へ行く方向)にありました。

普段はメトロ南北線~有楽町乗換で羽田に向かいますが、今回は都営新宿線馬喰横山駅での乗換で直通の羽田行きへ乗り、40分程度の道のり。

会場に着いたのは16時前でしたが、既に多くのファンの方々が会場近くで休憩・集いをしていました。


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図2デジタルサイネージと入口の写真

17時入場開始、17時30分開演でした。


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図3デジタルサイネージとかんまちゃんアクスタの併せ写真

アクスタは三種類ほど展開されており、中でも筆者が一番好きな衣装のアクスタを持参しました。ちなみに、後は自宅でスピーカーの上に置いて展示してあります。トールボーイスピーカーを使っているので、横に視線を移したときに監視されている気分がして、大変よいです。

↑筆者が使っているスピーカー。かんまちゃんのヴォーカルがよく聞こえます。

 


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図4入場待機列形成数分前の写真

入場待機列形成は16時50分頃から行われました。数人集まると、羽田空港を空港利用している方々から「何があったのか?あるいは何があるのか?」というまなざしが向けられ、デジタルサイネージを見ている方もいました。小さい子からお年寄りまで。そして3タミなので外国人観光客もデジタルサイネージを見ている様子が見受けられました。

 

3.イベントの感想

無事入場を済ませ、電子チケットに記載された座席に着席し待っていたところ、17時27分頃にかんまちゃんから興行に際して注意事項が読み上げられました。

そして、定刻通りにライブパフォーマンスが始まりました。

セトリに関しては、Twitterでまとめてくださっている方がおりますので、そちらの投稿を引用しつつ、概要を記します。

 

大前提として、私は普段アイドル関係(トランス系…MIGMA SHELTER、d-girls、エウロパデリックなどリアルから、アイマス・アイプラなどの2次まで)とかI've系のゲーム曲を聴きますが、かなり聴く曲に偏りがあるので、事前のセトリ予想部のツイートを一通り確認して予習してから望みました。そういった意味合いで、セトリ予想部の投稿は大変助かりました。

 

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図5 夜の部で配布されたコンサートライト

なお、本公演では入場者特典としてジーニアスチャイルドコンサートライト(ルミカ社のペンライトです)が配布されました。

様々なカラーバリエーションがLEDで再現できるのが特徴ですが、特にピンク系統の色が複数種類インプットされていて、本公演においては使いやすさ抜群でした。ただ、普段使っているキンブレとは異なって、色変更ボタンが取っ手近くにあるので色が意図せず変わってしまう。

 

それはさておき、全体的な感想を記します。

座席は前から2列目、ステージ向かって最も左側(下手)でした。かなり前方からかんまちゃんの姿を目視することができて大変よいエクスペリエンスになりました。

1曲目「ぴちぴちピッチ」のOPから始まりました。ちょっと前だったかな、シーパラぴちぴちピッチがコラボしていまして、研究の資料収集のために八景に行ったときにコラボの様子を覗いてきたことを思い出しました。また、2022年に「ぴちぴちピッチ」のイメージソングとして優秀賞を獲得した「水の聲」という楽曲が大変良くてですね…という細かいところの話をし始めると文字数が1万を超えるので、ディティールに限定します。

 

声の優しさ(包み込むかのような柔らかさ)は勿論ですが、かなり近い場所から観ていたことに焦点を当てて感想を述べますと、何点か目を見張るポイントがありますので主観的な感想を。

 

第1に、衣装とかんまちゃんの可愛さ。

昼の部には参戦できなかったですが、恐らく昼の部は2枚目の写真と推察できます。

夜の部では1枚目、3枚目の写真の衣装が披露されました。

ハート型のエプロンを模したような衣装は、かんまちゃんの頬のメイクと合致しており、髪留め?のレースとの相性が非常に良いです。また、レースのニーハイがチラリズムする瞬間が見え、「絶対領域」と称される箇所の神聖性を垣間見ることができました。

バラード系の楽曲(ダイアモンド・クレバスや)は舞台照明に照らされる、かんまちゃんの切なさ或いは儚さの表情と表現力に驚いた次第です。決して明るい表情だけではない、明暗両方を演じることができる才能、そしてまなざしを向ける私が、かんまちゃんの作り上げていく空間に飲み込まれていく引力を感じた瞬間でもありました。

 

無論、「さくらんぼ」(トークでは、番組にさくらんぼを模しているため、歌いたかったという旨の内容が話されました)や「fancy baby doll」など、かんまちゃんとファンの人びとが空間を創るコール&レスポンスが入る楽曲の明るさも良かったですね。

 

また、先ほど引用した投稿にあるように「一緒に作ってくれて」という点では、空間の共有と創造、そして感情の共有がこれらの点から見られたかと思います。

 

「かわいさ」に話題を戻すと、「チョコラブキッス」の「視線がちらちら」ではありませんが、しょっちゅうかんまちゃんと視線が合いましたね。それについては後述します。

なんといっても、髪型と笑顔が最強レベルにかわいい。そもそも「かわいい」とは何か?という問いに出発しなければなりません。ここでは「人を笑顔にする」ことや「観ているだけでウェルビーイングが向上しそう、満たされそうな」感じをかわいいとしますが、髪型はツーサイドアップ?ツインテール?抜群に合っているんですよ。これはあくまで私見ですが、かんまちゃんの身長が144.7cm(執筆時点)であることと、髪の長さ、そして毛先にかけてのウェーブのバランスが黄金比に近いと考えています。また、笑顔に関しては、観ているだけで笑みが伝播するような、また「幸せ」を感じることが出来る笑顔だと思います。

また、曲を歌い上げトーク(MC)に入ったときに、マイクを持っていない方の手(右手)で衣装を掴んだり、揉んだりしていたところに幼げを感じ取ることができ、こういった部分にも「かわいい」の要素が詰まっているのだな、と感じました。

それらを5~10m程度の距離から観ているとですね、不思議と「かわいい」に語彙力が収束していくんですよね。「誰が観てもかわいい」とはこのことだと思います(あの有名な発言をしたのは、実は私の知人)。

歌い方も良かったですね。バラード系の曲は顕著で、カヴァーCDを出してくれないかな、と本気で願った瞬間であります。

 

第2に、「視線の相互性」について。

こちらの言葉は主にライブ現場における「アイドル」とアイドルを眼差す「ファン」の視線獲得と、そのコミュニケーションに関するものです(池田,2021平林,2024を参照)。

先述したように、ライブイベントなどで皆さんが「前の席がいい!」と望むのは、演者(パフォーマー)と「見る/見られる」関係をその場・その空間で創り、共有することも含まれているのではないかと思います。

視線を獲得するために、我々は様々な舞台装置(うちわ、ペンライト、法被も含まれる)そして「コール」を実践していますが、今回は座った状態での観覧でしたので、できることは限られていつつも、不思議と「目が合う」ことが多々ありました。

 

オタク的なまなざしなので、「あ、目が合った」と思うのは当然ですが、何回も、何十回も目が合うとそれは楽しいものです。1曲目の段階から目が合っていたので、コールで応えるべく精一杯のコールを行い、コールを煽る時下手に来る度にジャンプをしてくれたのは有り難い瞬間だったと思います。

このような視線を交わすほんの僅かな時間(体感0.5sくらい)に、かんまちゃんの歌っている世界感と想いが言葉を交わさずとも伝わってくる、不思議な感覚が得られました。

 

第3に、振る舞いから見いだせる等身大のかんまちゃんの姿。

身長をいっているわけではありません。かんまちゃんが、「かんまちゃんとして今が在る」ことを、ステークホルダーに対してパフォーマンスを通して精一杯に伝え、("おやくそく"なので内容は明文化しませんが)言葉にするということの偉大さを改めて認識しました。

そういった背伸びをせず等身大に接する・向き合う姿は、様々な苦労をしてきた身でないと成し得ないことと考えています。また、様々な苦労をしてきた身だからこそ感じとれる「かんまちゃんの等身大さ」があると思います。つまり、相互に感情移入できる存在として「かんまちゃん」があるのではないかと思います。

この点、私の友人や知人で私以上の苦労をしてきた人が周りに多いので、そういった方々にかんまちゃんを「推す」ことの理由の一つにつながっています。Instagramの投稿を見せて「かわいい」と言ってもらうだけでなく、その背後にある物語性を付け加えると、特に女性の「バリキャリ」と呼ばれる方から(少なくとも私の周りでは)ライブなどに行きはしないものの、かんまちゃんの認知・評価が高い傾向にあります。

 

そういった「かんまちゃんの良さ」を再発見し、お見送りハイタッチ会でハイタッチを交わし、別れを告げました。

図6 終演後のかんまちゃん

知れば知るほど、見れば見るほど、応援したい子であることに違いはありません。

MCであったように、本当に時間が過ぎるのはあっという間でした。

午後7時過ぎに終演でした。お疲れさまでした。

ここで、私の好きな言葉を一つ。

「お・ま・つ・りってのはちょいと待ってればまたすぐにやってくるんだぜぇ・・・」

(TV版「天地無用!」24話 魎呼の台詞より引用)

 

4.イベント終了後

羽田から家に戻ります。
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図7 3タミで見かけた東武鉄道のDMOキャンペーン

直通運転をしている浅草線に乗って日光・鬼怒川に来てね!という広告。昨今、オーバーツーリズムが問題となっていますが、日本では特に観光地の受け入れキャパシティを超えた観光客の訪問が起因しています(京都が顕著。その他自治体は、河口湖駅近くのローソンのように観光客の振るまいが要因である場合が多い)。

この広告は、床に電車の線路が記載されていて、東武の特急が浅草から出ていて、それに乗れば日光東照宮鬼怒川温泉に行けますよ!ということが記載されており、近々鬼怒川温泉に宿泊するため、事例の1つとして写真を撮りました。

 

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図8 かんまちゃんと「とんかつ神楽坂 さくら」

家から近いので、神楽坂の本店に行ってきた。

かんまちゃんがCVを務める「IDOLY PRIDE」の川咲さくらちゃんの好物。サクサクのトンカツがさくらちゃんの好物です。

今回は、ロースカツ定食180g 1,750円を注文しました。

「キャラクター」の名前に関連する場所に訪問する行動は往々にして見られますが、SNSの発達により今回の事例のように、その人(本事例はかんまちゃん)が訪れた場所という情報が加わり、キャラと人を巡る観光行動に対して、私の専門分野であるので、考察を今後していきたいな~と思った瞬間です。

トンカツは美味しかったです。お店の雰囲気も良く、通おうかな~と考えています。近所だし。

 

5.おわりに

声優さんのイベントに行くことは実に10年ぶりでしたが、今回「菅野真衣バースデーサマー2024 〜ジーニアスチャイルド〜夜の部」に参加してみて、かんまちゃんの歌唱力が素晴らしく、特にバラード系の楽曲では歌声だけでなく表情で「魅せる」強さを感じました。そして、視線を交わすことによって不思議とかんまちゃんの世界感と空間に引き込まれ、言葉を発さなくてもコミュニケーションが取れる不思議さを実感すると同時に、様々な「かわいさ」から応援したくなる不思議な力を持っている子であることを実感しました。

何よりも、等身大であることが、かんまちゃんの「良さ」であり、応援対象になる部分であることなど、1時間30分を通してより一層かんまちゃんが応援したくなる対象であることを確認できました。

 

次は、久しぶりのシーパラコラボ。こちらは「川咲さくら」ちゃんの代役者としてまなざしを向けて応援したいと思います。頑張れ!!