清楚咲夜の日記

何らかの研究をしている私が、趣味について綴るブログです

人文・社会科学の研究者として利用しているマシンスペックやツールとか

皆様いかがお過ごしでしょうか。清楚咲夜と申します。

最近、とても忙しいのですが、暇なのはそれはそれでどうなのかな~?と時々思うことがあるので、適度な忙しさがいいな…と思いながら生活しています。

忙しさの波があると嫌ですよね。

 

今回は、気分転換に、人社の研究者として使っているPCやソフトについて簡単にまとめたいと思います。

自然科学・工学(STEM)とは全く異なるので、ご承知おき下さい。

 

パソコン・周辺機器

自宅作業用と外部作業用(学会発表等)で分けています。

 

自宅作業用

こちらは、自作マシンです。個人的に、BTOやメーカーのものでも十分だとは思いますが、個人の経歴から、自作じゃないと満足できないので、自作機を使っています。カスタマイズ性とか、そういったことに興味がある方にはおすすめです。

スペック

AMD RYZEN7 5700X(8コア16スレッド)

32GB DDR4メモリ(3000MHz)

1TB M.2 SSD(NVMe1.4、WD黒)

500GB M.2 SSD(NVMe1.4、970EVO plus)

 

外部作業用

こちらは、学会発表時や、外で仕事するときに持参するノートPCです。2台使っています。

1台目スペック

Let's note SZ6(プレミアムモデル、いわゆる黒レッツノート

2017冬モデルなので、CPUがそろそろ限界です。

Intel Corei7 vPRO 7600U(2コア4スレッド)

DDR4 16GB メモリ

512GB M.2 SSD

 

2台目スペック

科研費のお下がり品です。

ソニーVAIO Atomプロセッサ。それ以外はよくわからん。

 

使用しているソフトウェアとか

個人的に利用しているソフトウェアはこんな感じ。

研究に関わってきそうなソフトだけ書いておきます。

  • KH Coder
  • Word Miner Ver. 1.1
  • Capture One Pro
  • Office 365 Personal
  • JASP
  • ArcGIS Pro
  • ATOK
  • DeepL
  • Grammarly

それぞれ簡単に、どんな役割・シーンで使うのかだけ書いておきます。

 

KH Coder

言わずもがな、テキストマイニングソフトの代表格。ただし、私が使っているのは、2024年頃から完全版としてスタートしたものではなく、それ以前のV3.0 Beta版。完全版のライセンスを買おうか検討中なので、Beta版と比較しての感想を教えてください。

 

Word Miner

ちょっとマイナー?かもしれませんが、テキストマイニングソフトです。公式のガイドブックを読まないと操作が難しい。最近操作に慣れました。有意差が簡単に見られるので、今のところはその程度しか使用していないので宝の持ち腐れ。

 

Capture One Pro

相当マイナーな写真現像ソフト。研究用資料で写真を撮った際に、あるいは個人的な旅行等で写真を撮ったときにRAWデータの現像を行います。公式サイトからアカデミックライセンスでかなり安くなるので、DPP4やNX Studioに満足していない人にはお勧めですが、Adobeに慣れている人はあまり向かないかも。10年近くC1を使っているので、私はAdobeのソフトには慣れず、C1一筋でやってます。論文用に、白黒にしたときの見栄え調整とかもJPEGでできますね。

 

Office 365

アカデミックライセンス。なんだかんだ言って、これがないと何も始まらない。

ちなみに、ac.jpのアカウントをPCに設定すると、OneDriveとか色々アカウントがごちゃごちゃになって使いづらいので、個人用だけを設定しています。

教育機関アカウントはブラウザでしか使わないようにしています。

 

JASP

質的研究がメインですが、量的研究をする必要があったときに、学部の先生から教えてもらったフリーのソフト。多分、SPSSのほうが使いやすいと思いますが、そんな金ないので。

 

ArcGIS Pro

ちょっと前までQGIS使っていましたが、ArcGISに戻しました。が、ネットワークレイヤーとかラインからルートの作成はQGISのほうがやりやすいことを実感。

分析の速度や情報量に関してはArcGISしか勝たん!と思います。久しぶりに触ったのでとっつきにくい。

 

ATOK

物書きなら絶対に入れた方がいい。毎月課金ですが、MS-IMEが使え無くなるほど物書き向け。専門用語の変換も上手くできるように、ATOKの誤変換送信をして、実際に地理学分野(人文地理)でよく使う用語の変換が出来るように、改善してもらっています。簡単な打ち間違えを修正変換してくれるので、利便性高し。

 

DeepL

英語アブストの翻訳を考える際のお助けツールとして、あるいは英語論文の翻訳で分からない単語の検索に使っています。日本語500文字くらいのアブストの翻訳をすると、7割くらいの精度は出ていると思います。

 

Grammarly

DeepLで変換した文章の文法がおかしくないか確認するために使っています。ほぼ英語アブストの翻訳確認としてしか使っていません。

 

と、こんな感じです。この他に、おすすめのツール・ソフトなどあったら教えてください。

最近は、重い腰を上げてOneDriveに保管している文献データを整理しましたが、文献データの管理ソフトなどのおすすめを知りたいですね。