皆様いかがお過ごしでしょうか。清楚咲夜と申します。
私は15年ほど前の小学生の頃にレンタルしたCDで、エピックトランスやアップリフティングトランスのCDを借りたはずが、サイケトランスのCDを借りてしまって、運命的にもその時から好んでサイケトランスを聞くようになったのですが、Twitterで良い具合のサイケトランスを発表しているアーティストがいないか検索したところ、「MIGMA SHELTER」というアイドルグループがサイケトランスを発表しているという情報を得ました。
元々トランス楽曲を発表しているアーティストは同人(例えばEastNewSoundやHalozy)であろうと選ばず結構聴きますが。
サイケトランスといえばSKAZIやINFECTED MUSHROOMなんかが有名どころですが、「アイドル×サイケトランス」ってどんなものなのか…と興味半分でApple Musicで再生したところ、かなり凝った楽曲が多かったので、それ以降好んで聞くようになりました。
Apple Musicで最初に聞いたのは「TOKYO SQUARE」だったと思いますが、
FREAKED FREQUENCYの「51 Times」が結構好みということもあって、TOKYO SQUAREはかなりハマりました。
こちらはApple Musicのリンクです。
で、こちらは公式MVです。
0:30~のサビ前の盛り上がりで車載映像使うのは反則でしょ…
のりピーで有名になった?SKAZIのHit "N" Runもヴォーカルがあるサイケトランスですが、ヴォーカルが意外とミュージックと合っていて、ある種の楽器のような雰囲気で視聴が行えます。
曲の世界観が東京のスケールを物語っていると感じられます。
初見で聴いたときの1:43~「四角い籠の鳥 それはYou 不自由の中咲く自由」の後にする音が「これはホンモノだわ…」と昂ぶってしまいました。韻の踏み方もサイケトランスのそれですよね。
もちろんInstrumentalもありますが、ヴォーカルありのものを聴いた後に聴くと少し物足りないかな、と思います。
TOKYO SQUAREのみならず、「Names」というアルバムの「Spider Line」もおすすめです。
「蜘蛛の糸」と直訳できるはずですが、歌詞とメロディのマッチ、またヴォーカル最後の「私だけの糸 糸 糸…」でサイケトランスの悲壮感を表現しているのが凄いなぁ…って。
同アルバムの「69」に関してはロックっぽい曲ですが、一度聴いたら病みつきになるような「いかにもアイドル」という曲でしょうか。
また、「ALICE」というアルバムはどうやらCFにて資金を募ったようですが(
来春完成のMIGMA SHELTER フルアルバム『ALICE』制作プロジェクト - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
)、300万円の目標に対して4倍の額である1,200万円を達成したようです。
そりゃ「サイケデリックトランス」という聴く人がかなり限定されている楽曲ですから国内で発表するアーティストは重宝されますよね。
「不思議の国のアリス」の世界観をサイケデリックトランスで再現しているわけですが、Tr1の「In Wonderland」、Tr6「It Doesn't matter」からTr7「Unbirthday」へのつながり、Tr8「Road」、
そして終盤を締めくくるTr10「My Wonderland」とアルバムを通して起承転結が表現されていることと、楽曲のレベルの高さが光る1枚だと思います。
先述した5曲はかなり好みで、ドライブをする際や家にいるときに頻繁に聴いていますが、BPM144くらいの楽曲が多い中、Tr9「QUEEN」は中盤からBPM144だったものがBPM170へ遷移し楽曲へ一気に引き込まれるのが魅力でしょうか。
やはり特に好みなのはUnbirthdayですかね。
自宅のオーディオはDS-53DとTA-DA7000ESの組み合わせ(聴く時は7chにして+DS-211とセンタースピーカー,サラウンドバック)なのですが、ウーファーが27cmと密閉型ということで極めてレスポンスの高いベース、キックが感じられ、椅子に座って聴いていても自然と身体が動き出すリズムです。
車で聴くと確実に速度出しすぎます…
本アイドルは「ライブ」ではなく、サイケトランス等の野音で使用される「レイヴ」という表現をします。現場でガンガン鳴る音響とリズムを感じたいですなぁ。
その他にもおすすめのサイケトランスを発表しているアーティストがあればぜひコメントください。