皆様ごきげんよう。
私は一日のうちで必ず6時間以上は毎日音楽を聴いています。アラームには「瑠璃色金魚と花菖蒲」(アイドルマスター ミリオンライブ! の楽曲。白石紬 CV.南早紀)を設定しているところから一日が始ります。
と言うわけで、今回は私の「PCオーディオ環境」についてご紹介致します。
はじめに
私は元々、PCとオーディオは分離していましたが昨今の状況から2016年頃からPCオーディオを始めました。
というのも、理由としては
- 所有しているCDが多いこと
- 夜間に音楽を再生した時に夏だと漏れてしまう
- アンプの消費電力が思ったより大きい
と言うことが挙げられます。
当時の機材は割愛しますが、現在の環境について色々紹介していきます。
オーディオ歴は10年ほど。PCオーディオ歴は4年目ですので大目に見てください。
1.ソフトウェア
ソフトウェアに関しては多数ソフトウェアを併用している状況です。
理由としては、特にこれと言ったものがありませんがBluetoothスピーカーで再生したい時に「ASIOドライバ」から「DirectSound」に変更するのが面倒と言うだけの理由です。
KORG AudioGate
皆さんがPCオーディオといったらこのソフトウェアかfoobar2000を挙げる方が大多数かと思います。最近では「MusicBee」というソフトウェアを使用している方をよく見かけます。
なんと言っても、再生のみではなくCDリッピングにも強いソフトウェアと言うことで、バージョンが古いですが(2.3くらいだったかな)まだまだ使用しています。CDリッピングの他に、変換が行えるのでハイレゾ音源をCDリッピング用に調整してから変換して再び読み込ませるなどしています。画像は、普段聴いている環境の設定です。
Xアプリ
今は亡き、ソニーの音楽再生ソフトです。現在では「Music Center」という使いづらいソフトウェアになってしまいましたが。
特筆すべき点は、「BPM」の表示が行えること。画像は「4Luxury」のCDですが、だいたいあっているBPMを表示しています。なかには「ありえんだろう」というBPMを表示することもありますが。12音階分析を行って表示しているので多少のズレが生じることがあります。
あとはこの画面ですかね。Music Centerよりも個人的には見やすくて、操作もしやすいです。
シームレスに操作ができるので未だに重宝しているソフトウェアです。表示可能な情報が多いので、色々みたい方にはおすすめですが現在配布されていません。大切に使いましょう。
Music Center
酷評しておいてこれを使うのか!と思われるかもしれません。先ほどの「Xアプリ」は作りが古いということもあってやや見づらい点がいくつか存在します。フォントが小さくて変更不可能なので、目が疲れてしまうためBluetoothスピーカー専用ソフトウェアではありますが、こちらを使用しています。
フォントが大きいのは正義です。特に、ノートパソコンなどの小さな画面では特に威力を発揮します。フォントも見やすい点が高評価。
再生機能としては、ソニーの技術である「DSEE HX」を使用することができます。
使いづらい点としては、設定項目に飛ぶのにいちいち探さないといけない点。また、Xアプリであった「BPM」表示が行えないこと。Ver.1の時には取り込んだCDの情報を変えられないことなどがあって、出番が少ないソフトウェアです。
単純に「再生」「取り込み」だけであるなら優秀なソフトウェアです。XアプリよりもCPU消費しませんからね。
音質はXアプリの方が上です。(DSEE HXの効果が微妙で感じづらいため)
ただ、見やすさだけは他のソフトウェアより上。foobar2000のほうが見やすいのですけど、ね。
2.再生機器(機材)
やっぱり一番気になるのはこれでしょう。
PCからどのように経由させて出力するのか。最初に、再生している母体(PC)はレッツノートSZ6のカスタマイズモデルの「Core i7,RAM16GB,SSD512GB」と言うことくらいでしょう。至って普通?なスペックですが、37万もしたのですよ…
価格に見合っている堅牢性が評価できますが、堅牢性重視のために標準のオーディオ出力は「16/48」オンリーなイヤホンジャックのみ。それじゃ満足できないだろう、ということで使用しているのがこちら。
FiiO X5 Japanese Model
FiiO X5の「日本限定モデル」ということで、普通の無印X5とは仕様が少し異なるわけですよ。といっても、USB周りは同じだったと記憶していますが。異なる点はSDカードスロットなど、拡張系が少し違っていたと記憶しています。
メインは「DAP」ですが、「USB DAC」にも化ける優れもの。オヤイデ電気が発売代理ですが。
USB2.0接続の、専用ソフトウェア必須ですが「192kHz 24bit」の再生が行えます。
音の傾向としては、やや低音が強く出ますがそれ以外の音が細かく微粒子のように聞こえます。キラキラしていると言えばいいのかな。
Next Lifeのような、低音が豊かながらもヴォーカルがしっかりしている曲から、I'veが出しているCD「Trance Magic Vol.1」に収録されている「freak of nature :start」の原曲である「Freak of Nature (Conciet de Aranjues)」も、「紅白応援V」のようなヴォーカルが混ざり合っている曲、「おんなの道は星の道」のような演歌曲も難なく再生できます。
今だと最新機種として、色々他のもあります。
FiiO フィーオ M11 ブラック (Black) デジタルオーディオプレーヤー FIO-M11-B
- 出版社/メーカー: Fiio
- 発売日: 2019/06/21
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
Audiotechnica ATH-M30x
アンダー1万円のモニターヘッドホンならこれが一番おすすめです。
audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M30x
- 出版社/メーカー: Audio Technica(オーディオテクニカ)
- 発売日: 2014/02/14
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
家族に布教したオーディオ(家族の場合はポータブルオーディオ ライト勢ですが)にATH-M30xを着用して音楽を視聴してもらいましたが「普段聞いている音とは全然違う。音のひとつひとつがはっきり、くっきり聞こえる。」という評価を頂いています。
上位機種の「ATH-M50x」などは別次元で、日本よりも海外で人気のあるモニターヘッドホンですが、1万円以下ならこれが本当におすすめ。
音楽制作をされている方はATH-M50xやソニーの「MDR-CD900ST」のほうがよろしいかと思いますが、音楽鑑賞であるのならば、ベストバイは「ATH-M30x」です。
全ての音源が9割以上フラットに聞こえ、小さな音の発見が連続的に起こります。
ソニー TA-DA7000ES
FiiO X5経由でスピーカー再生時に経由させているアンプです。PCオーディオにしては大きすぎるアンプかもしれませんが、そもそものスピーカーが大きな力を加えないと音が出ないので、いろいろ試した結果、好みの音である「TA-DA7000ES」に成りました。結構前から使用しているアンプでソニー最盛期の「S-Master PRO」という技術を用いたフルデジタルアンプです。
電力変換効率が良い点が魅力的です。魅力は他にもありますが、オーディオアンプは好みがどうしても個々人で別れてしまう部分があるのでこの辺りは割愛。
出力が120W/chという大パワーはS-Master PROだからこそ実現出来たのかもしれません。
また、DAP経由ではありますが24bit 176khzの再生も可能。X5の低音気味特性を生かしてかなり濃厚な味に仕上がっています。
ダイヤトーン DS-53D
長年使用しているスピーカー。ダイヤトーンの飾らない音が好みで指名買いです。モニターヘッドホンを着用されている方には相性がいいかもしれません。偽りのない音、豊かな低音、淡泊な味が好みの方には是非おすすめしたいスピーカーです。
ケーブルには「SUPRA Classic 6.0」を使用しています。6mmと太めのケーブルのため、アンプ側の接続が困難ですがスピーカー側(ダイヤトーン)は問題なく接続できます。恐らく、ダイヤトーンはこの辺りまで使用することを想定しているため使用できるケーブルの太さが幅広いです。
音質としてはケーブルで変化しやすいですが、モニターヘッドホンで聴いているのとは少しだけ音質が違います。低音の豊かさ、この一点だけ。スピーカーケーブルを太くすればするほど(バランスも重要ですけどね)低音の豊かさはましますが、パワーが必要なため、必然的に100Wオーバーのアンプが必須です。
以前までは「Cobra 4S」を使っていましたが、もう戻れません。低音の質に差をつけるのなら「アリ」です。
PCオーディオは比較的ライト層にも人気ですが、もうじきハイレゾ音源のストリーミングサービスがmoraから開始されるそうなので、同時に需要もあるのではないかな、と感じています。
オーディオはあるポイントで「満足」としないときりがありません。まだまだ自分の求める音に理想はありますが、他のことにお金を使っているのでどうしてもオーディオにかけられない部分があり、スピーカーも古めの「DS-53D」を使用しているわけですが、お金があるというのであれば、DS-3000やDS-5000の購入に踏み切りたいですね。必然的にパワーアンプが必要になりますので、アンプも切り替えなければならないため躊躇しています。
スピーカー選び、アンプ選びなどはどうしても「聴いて」みないとわからないことが多いです。相性にあった機材を見つけるまでが旅です。