今回はJTといえば「メビウス」ですが、中でも人気の高い「オプションパープル」がプルームXでも愉しめるようになったということで、早速買ってきたので味などのレビューを行って参ります。
価格は570円でした。
パッケージなど見ていきましょう。
紙巻のオプションパープルを踏襲したかのような色合いとデザインになっています。一目で「オプションパープル」とわかるデザインはよいものですね。
加熱式銘柄はコンビニで見つけづらい(見分けがつきづらい)ので、かなり良いと思います。
裏面の注意書き(レビューで詳しく書きますが)
カプセルを初搭載した銘柄になります。過熱前に潰してくださいという注意書きがされています。
銀紙にはMEVIUSのロゴが入っている仕様。
おお、カプセルだ!
レビュー
紙巻でメンソール×カプセルといえばマルボロなど差し置いてMEVIUSのオプションパープルが強いので、かなり期待できそう。
というわけで吸っていきます。※紙巻のレビューはこちらをご覧ください。
いきなり1本目を吸うときにカプセルを潰し忘れました(笑)
ので、カプセルを潰さない状態でのレビューもしておきます。
味としては問題なく、合格点です。ただ、カプセルを潰していないので「ベリーフレーバー」は殆どせず、ニオイで「オプションパープルかな?」と分かる程度。メンソールの強さに関しては潰さないとかなり弱く、逆に「このくらいか心地よいさわやかさ」とも感じられました。潰さない状態だとリニューアル前の「MEVIUS パープルメンソール」(現在は販売していません)に限りなく近い味わいですが、パープルメンソールに比べてバニラのような感じがする「甘さ」は無いかな。
本命の「カプセルを潰した状態での喫煙」を行って、レビューを記載していきます。
紙巻の時は手でカプセルを潰していたので、今回もそのように手で潰そうとしたのですが、フィルターがふにゃふにゃしてしまいなかなか上手く潰せず、前歯で潰しました。
早速加熱開始!
加熱段階では少し「ベリー」が香ります。
では吸います。
おお!メンソールが強い!と同時にジューシーなベリーフレーバーがします!
吸いながら「ドデカミン」のざくろ味のを飲んでいるのですが、すっきりとした爽快感とベリー系の味わいが見事にマッチしています。
5~6パフ目からはベリー感がかなり減少しているのがはっきりと感じられます。カプセルを潰さない状態で少し感じていた「苦み」がちょっと強くなったかな。
例えるならば、甘い巨峰を食べていたところ、急に苦いぶどうになっちゃったような感じ。
ベリーフレーバーから「たばこ×メンソール」の味に変わってしまいました…
フレーバーの持続力は皆無ですね。この辺り、紙巻の方が断然いいと感じます。
メンソールのキレに関しても紙巻はエッジがありながらも上品な爽快感がしますが、こちらは後半からまったりとしたメンソールになってしまい、キレが正直言って他の加熱式メンソール銘柄よりも弱いです。
吸い終えた後も「苦み」とまったりとしたメンソールの風味が口の中に残ってなんとも言えない感じがします。
吸い応えに関しては、最近「iQOSイルマ」を購入したので追々紹介をしますが、それよりも吸う力を要するので、紙巻に近い吸い応え(フィードバック的な面で)かと言われると加熱式っぽいもので、リニア感がありませんでした。紙巻で言うところの3~5mgくらいですかね。
iQOSイルマはその点、紙巻に近いリニアな吸い応えがあるので、iQOSでカプセルメンソール出してくれればなぁ…とは思っています。(フィルターの長さの面で難しいと思いますが)
今回の銘柄は評価としては「序盤はいいけど中盤から粗が出てしまっている」銘柄と評価します。今や紙巻においてMEVIUSやメンソール銘柄の主力となっている銘柄を加熱式に、しかもカプセルを搭載するといった点は評価しますが、後半の味が持続していないのがとても残念に思います。