皆様いかがお過ごしでしょうか。清楚咲夜と申します。
今回はオーディオについてです。
昨年6月に導入したアメリカのオーディオメーカー「Polk」から発売されているスピーカー「Reserve R500」を使い始めて1年が経ちました。
その後市ヶ谷から八景に引っ越したこともありまして設置環境等も色々変ったので、1年経過後のレビューをしてみたいと思います。
設置状況
設置はこんな感じ。
スピーカーの下に、御影石を設置しました。
600角というのでしょうか。よく分かりませんが、載る大きさのものを1個2,700円で買いました。
ゴム脚はあえて外していません。スパイクピンの状態で聴くと低音がボワつきました。
アンプは、ソニーのTA-DA7000ESを使っています。
市ヶ谷にいた頃はヤマハのAVアンプを使っていましたが、ダイヤトーンに繋いでいたものをこちらで使うようにしました。
S-Master PROの音と本スピーカーの相性が大変良いです。
DDC(PCからアンプに接続)はこれを使っています。
24bitの176.4kHzで出力しています。192kHzはアンプ側が対応していません。(そもそも、公式には96kHzまでなのですよね)
リスニング位置はSPから2mほどの場所です。耳の高さにツィーターが来るようにセッティングしています。
スピーカーケーブルはAudioQuest Q2(プレゼント品)を使っています。
音質まわり
聴く曲もレパートリーが増えまして、それも踏まえつつレビューします。
(本記事ではApple Musicの共有リンク等を用いています)
ちなみに、空気録音なので参考程度ですがこんな感じ。実際は低音がもっと前に出てくるのですが。
はじめに、最近追加した/購入した曲から紹介しますと…
『制服カノジョ』のOST #「カワイイソング」を例にすると、Tr.1の「私を纏う」は曲調がロックということも相まって、アメリカンな気迫の良いサウンドが心地よいです。買った当初少し気になっていた「ヴォーカルが奥まった感じ」についても解消されていると言いますか、おそらくR500は女性Vo.でもやや低めの声(お姉さん系の妖艶な感じ?)が合うのかな…という感じています。
低音のスピード感・量感も十分にあり、ハイハット・シンバル系のやや周波数が高い楽器の速度感もダイヤトーンのそれに似ており、この部分に関してはUSのスピーカーらしくないな…と感じられます。
個人的にはTr.4の「小悪魔Melty Love」が好きなのですが、小坂井祐莉絵さんが演じる「八尋実桜」ちゃんの声や台詞も大変よく聞こえ、セッティングを詰めた甲斐もあって音像がしっかりしているので、贅沢に感じられます。
ちなみに、Polkは音場よりも音像がカチッと出るタイプのスピーカーですね。日本のスピーカーで言うと、Sonyやダイヤトーンに傾向が似ているかな?面白みに欠けるようなサウンドの傾向があります。
ダンス系の曲の場合、今回は私が昔から聞いているHalozyの143を例にしたいと思います。
どちらかというと、ヤンキーのニキネキがシャコタンのセダンで聞いていそうなトランス系の曲ですね。オーケストラ等楽器を響かせるというよりか、高音や低音のレスポンスを図るにはもってこいなのですが。
ビート・キックのもたつきが一切なく、高音がキレッキレで無駄に響くことがなく、曲のBPM以上に、曲の速度感が感じられます。
色々聴いた中でも、特に相性がいいと感じられた曲を紹介しますと、
ニジガクの「桜坂しずく(CV.前田佳織里)」の「ピチッチャプティントンタントン」(発音ができない)が上記の感想を包括しているかな、と。
梅雨の時期にリリースされた?雨に関係する曲と言うこともあって、曲の中に雨が跳ねるような音づかいが散見されます。
スピーカーで聴いてみますと、とにかく前田佳織里さんのボーカルとメロディが全てバランス良く出ており、無駄な音が一切出ず(引き算・足し算)高次元です。まるで音が跳ねているかのような臨場感もあります。
同楽曲をイヤホン等で聴いてみると、この「音が跳ねている」ような、音を楽しむ「音楽」的要素が感じられないので、是非聴いていただきたい一曲です。
1年聴いた音質の変化
耳が慣れてきた、というのもあるかもしれませんがまとめるとこんな感じですかね
- 上から下までバランスがよくなった
とはいっても、若干女性ボーカル曲はボーカルがもうちょっと前に出て来てほしいなあ。と思うことがあります。
- 低音が深く、伸びるようになった
これは明確に違いますね。今では、低音をどのように抑えるか(バランスを良く出させるか)に注力しています。
- 音の解像度が高くなった(気がする)
EDM系の曲とも相性が良いのですが、高音域が特にシャープにキレがでました。