皆様いかがお過ごしでしょうか。清楚咲夜と申します。
2020年7月31日にJTから発表されたプレスリリースによると、2020年10月1日からたばこ増税に伴って、
原則として「1箱あたり50円」の値上げ
が実施されるようです。
https://www.jti.co.jp/investors/library/press_releases/pdf/2020/20200731_09.pdf
(プレスリリース本文 PDF)
なお、BATに関してはこちらから。
プレスリリースから一部抜粋するとともに、財務省の「令和2年度税制改正の大綱」も照らし合わせてみます。
まず、財務省の方からみていくと
・軽量な葉巻たばこの課税を、葉巻タバコ1本分=紙巻タバコ1本分とする。
・上記改正はR2 10/1から実施するが、R3 9/30までの間は軽量な葉巻たばこ1本分の重量を0.7g未満の葉巻タバコに限定し、紙巻タバコ0.7本分に相当するように措置を講ずる。
といった内容です。
これはすなわち、「キャメル」や「クールループド」も同じように「紙巻タバコ」と同じ税制になるということです。従って、今まで「見過ごされてきた」シガータイプの銘柄は必然的に値上がります。
続いて、JTのプレスリリースを見ていきます。
代表的な銘柄を挙げていくと
- セブンスター・ピース 現行510円→560円
- メビウス(含プルームS) 現行490円→540円
- ウィンストン 現行450円→500円
- キャメル 現行400円→450円
- プルームテックプラス 現行500円→550円
- ハイライト 現行450円→490円
- わかばシガー 現行360円→410円
- エコーシガー 現行350円→400円
ということです。
前回の値上げ(R1年度 10/1)ちょうど、消費税が10%になった時も同じように「わずかな」値上げでしたが、今回はほぼ全銘柄値上げとなりました。
特に、私の好きな「ウィンストンキャビン」は前回で価格据え置きだったものの、今回で500円になっていまいました。
細かい銘柄(代表的銘柄の中で値段が異なるもの)をみていくと
- ピースアロマロイヤル 現行550円→600円
- ホープ 現行260円→280円
- ウィンストンコンパクトブルー(19本入) 現行410円→450円
- キャメルシガー 現行360円→400円
になっています。
(関係の無い情報ですが…)
プレスリリースの一部に「※注4」との記載があり、ここで新銘柄の発表が実質的にされています。新銘柄のリストとしては
です。コンパクトブルーに関しては「あえて18本」にして、430円という価格で提供しているようです。
我々、喫煙者にとってはかなり大きな問題だと思います。また、これはJTのみならずPM、BATの各銘柄(マルボロ、ラーク、iQOS、gloなど)でも同じ事ですから、PMとBATに関してはプレスリリースの発表待ちです。
いかにこの「値上げ」を生きていくか、考えなければなりません。