皆様いかがお過ごしでしょうか。清楚咲夜と申します。
さて、度々話題に載せていますが、私の職業柄、普段から様々な(専門分野のみ)情報を調べているのですが、そういったこともあって時間がなかなかないのと、専門分野以外は何もわからないのです。
今回、趣味のイベントで打ち上げを企画する際に、飲食店のことを何も知らないので、どうしようか迷っていたところ、Visaプラチナカードを持っていたことを思い出しました。
UCプラチナカードです。
そこで今回は、そのUCプラチナカードの特典であるコンシェルジュ・サービスを使ってみたので、感想を記します。
コンシェルジュ・サービスの概要
クレカのコンシェルジュ・サービスでは、以下の依頼ができます。
- 飲食店の予約
- ゴルフの予約
- 旅行・観光情報の収集
- ホテル・旅館の予約
- 限定物品の取り寄せ
- 観光・デートプランの提案
- その他、身の回りの困りごとなど
おおよそこんな感じで、エンターテインメント・トラベル系の依頼等がメインです。
ただし、サービスを提供するカード会社と委託されるコンシェルジュ・サービスによって異なることがあります。
筆者におけるコンシェルジュ利用経験
実は、コロナ禍で1回だけコンシェルジュを使ったことがあります。
このときはどうだったか覚えていませんが(恐らく日本エマージェンシーアシスタンス)、今はAspire Lifestyles Japan株式会社というところが、コンシェルジュ・サービスの委託先になっています。
観光に関する情報収集を依頼しましたが、なかなか良い感じでした。
UCプラチナが提供するコンシェルジュ・サービス
UCプラチナは、各カード会社が業務委託するものではなく、VPCC(Visa プラチナ・コンシェルジュ・センター)が一括して担当しています。
多分、VisaブランドのプラチナカードはどこでもVPCCにつながると思います。
プロパーであれば、JCBはJCBトラベルが、AMEXはAMEXのコンシェルジュデスクがありますので、自社一括で情報共有が出来ていそうです。ダイナースは知らんけど。
VPCCの利点としては、コンシェルジュに依頼できる方法が①公式サイトのチャット、②電話、③LINEチャット、④E-Mail、と選択肢が多様なことでしょうか。
実際に利用してみた
今回は、「IDOLY PRIDE」(2次元のアイドル作品)のライブおよびイベントの後に、ファン同士で語り合う「打ち上げ」の場を設定するために利用しました。
以下、利用シーンや連絡方法等を節に分けて記します。なお以下の通りにVPCCに連絡を入れました。
連絡方法とその評価
LINEを使用した。Eメールや電話等も可能だが、LINEのほうが文面に残りリアルタイム性があるため状況が把握しやすい。
まず、初回利用時はカード番号・氏名・電話番号を先方に伝える必要がある。以降はオペレータによって異なるものの「氏名・電話番号」を伝える必要がある。氏名はオペレータによってひらがな、ローマ字、どの表記でも可能、に分かれており素直にしたがった方が良い。
コンシェルジュに連絡を取る際、「順番待ち」をすることが多々あった。これは、LINEアプリ上のボタンでコンシェルジュを依頼した後、すぐに要件が入力出来ず、コンシェルジュに繋がるまで待機していなければならないものである。
待機時間は1分程度から1時間程度とばらつきがあった。お盆前は特に繋がりづらかった。
以下に記す要件をある程度読んでいただき、スムースな提案が成されたことは評価できる。
今回の場合は「打ち上げ」に係る店舗探しと予約依頼で利用したが、詳細な要件まで聞いてくれる。一方で、人員不足なのか店舗リストの提示には1日程度かかるので、前もって連絡を入れた方が吉。
利用シーン
1回目:イベントの打ち上げ後、筆者(メトロ南北線沿い居住)と先方の宿泊先から距離が近く、ある程度遅い時間までいても電車に乗ることができるお店で、予算感は4,000~5,000円。互いに語り合える場として機能し、かつ、先方の苦手な料理が提供されないお店
という内容をコンシェルジュに伝えたところ、浜松町の「五島人」(五島市公認の五島列島の料理や産品が食べられるお店)を紹介いただき、予約をしていただきました。
2回目:ライブ終了後、横浜駅への移動を含めた時間を考慮してある程度の人数で語り合うことが出来、食べ飲み放題のお店であればどこでも良い。ただし、人数が増える可能性があるので、座席に余裕のあるお店がよい(ライブの2日前に依頼)
とコンシェルジュに伝えたところ、横浜駅近くの焼き肉店を紹介いただき、1人当たり3,500円でそこそこ食べるコトができました。
実際にお店を利用してみて
第1回目、第2回目ともに参加者から評価が高かったですが、特に第1回は少人数でしたし、海外から見えられた方なので、「らーめん」や「天ぷら」といったステレオタイプな日本食ではない、真の意味で「ローカルに根ざした食文化」を体験できたことに対して評価が高かったです。
実際に、仕事で海外を射程に入れたコンサルタントを行う際にこの視点を取り入れました。
実際の料理の写真です
五島列島の「アジタタキ」お通しです。
あごだし醤油をかけていただく。
五島列島の鮮魚盛り
パクパク食べてしまい、中盤くらいに撮影しました。
後半はだしが煮沸してしまい、かなりしょっぱくなりましたが、素材の味がしっかりしており、食事を楽しむことが出来ました。
この他にも、牛タン刺しとか鮪の刺身などをいただきました。
現地に根ざした食文化を自分だけでなく、今回遠方からお越しいただいた方にも感じていただき、同時に会話も弾んだのでとてもいい時間を過ごすことが出来ました。
普段なら選ばない選択肢だったので、プラチナカードのコンシェルジュの本領発揮です。
コンシェルジュに対する評価
良い面:
・レスポンスの速度が良い。
・提示される情報が、条件を指定した通りに提供されるので、相互比較ができる
・検索→予約まで切れ目なく行っていただける
・情報量が多い(店名だけでなく、評価など伝えてくれる)
・不足する要件(例えば駅チカか)を質問してくれる
・終電などにも考慮してくれる
・中高~高レベルで質の良いお店を紹介してくれる
悪い面:
・つながるまでに時間がかかる
・朝に連絡を取っても情報サーチに時間がかかる
くらいです。
総評
コロナ禍が過ぎ比較的以前の日常に戻りつつある中で、会食の機会が増えつつあります。
忙しいサラリーマンや、情報過多の昨今で「何を選んだらいいのか分からない」という方にとって、プラチナカードのコンシェルジュ・サービスは大変心強い味方だと感じました。
要望も取り入れてくれ、我々日本人だけでなく海外の方にも満足いただくことができた選択肢を提供いただき、大変心強いです。
今回はVisaカードのプラチナコンシェルジュを取り上げ、そのサービスを付帯させているUCカードの費用対効果については言及していませんが、16,500円/年でこのサービスを享受できるのは大変良いことです。
コンシェルジュ側(対応に時間がかかるなど)の問題を解決しようとするなら、JCBやAMEXのプラチナカードを使った方が良いと思うので、そこは目をつむるべきです。