皆様いかがお過ごしでしょうか。清楚咲夜と申します。
すっかり忘れていました!
ソニーAマウント用レンズ「Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA(SAL1680Z)」の作例について、ちょっとばかり撮影した写真を交えながら紹介していけたらと思います。
撮影機材は全てソニーα77(SLT-A77)です。また、焦点距離はレンズのものであり、35mm換算したものではありません。
80mm F:5 SS 1/40 ISO800
ボケ具合を確認するために、あえて合焦範囲ぎりぎりで撮影してみました。アイの瞳にピントを合わせています。
望遠側の開放はF4.5ですが、
拡大しても破綻することなく解像しています。
80mm F:9 SS 1/200 ISO 100
手前のガラスの反射がありますが、夕焼け時の写りを確認したものです。
カメラの影響だと思いますが、アンダー部はちょっとだけもやっとしています。
50mm F:5 SS 1/40 ISO800
12月札幌に行ったときに撮影した、夜景の作例です。
冬の冷たさと、夜の暗さが伝わってくるような雰囲気があります。
40mm F7.1 SS 1/40 ISO1600
ニッカウヰスキーの電光パネルが消灯した後に撮影したものです。
16mm F8 SS 1/125 ISO100
札幌駅ビルで撮影した写真です。
35mm F4.5 SS 1/60 ISO800
博多のラーメン屋さんで撮ったものです。
ISO感度はやや高め(αは400以上でノイズが出て解像感が失われます)ですが、拡大してもチャーシューの脂感がしっかりと描写できています。
16mm F5 SS 1/125 ISO100
ブツ撮りの作例です。
80mm F5.6 SS 1/125 ISO500
こちらも同様にブツ撮り(フィギュア)の作例です。WB AUTOで撮影したので、若干色味がくすんでしまいました。
26mm F9 SS 1/6 ISO800
手持ちで撮影した夜景です。
50mm F9 SS 1/80 ISO160
大阪は道頓堀で撮影したものです。
総括すると、名ばかりカールツァイスかと思っていましたが、特定の状況下ではアーティスティックな写真になることが分かりました。
このレンズが得意なシーンとしては、
・夜景(スナップ)
・やや暗い場所(アンダー寄りのシーン)
・テーブルフォト
・空が占める割合が多いシーン
一方で、苦手なシーンとして
・夕方
・日中の眩しいとき(オーバー寄り)
と感じました。
ポートレートなんかはオーバー気味で撮ることが多いと思いますが、このレンズの場合は、暗めの雰囲気(アンニュイさの演出、切ない・悲しいシーンなど)で用いた方が、レンズが持つ独特の暗さ・空気間が表現できると思います。
比較用
レンズもボディも違うメーカーですが、一応比較用に観てみましょう。
EOS1D Mark3 50mm F3.5 0.6s ISO400 EF50mm STM