皆様いかがお過ごしでしょうか。清楚咲夜と申します。
このほど、ボーナスが出たのと12月23日~25日に北海道は札幌へアイプラのライブ(Zeppツアー)に参戦するため、何か新しいもの+写真関係が欲しいな~と思い、レンズの購入をしました。
私は現在、ソニーA・ニコンF・キヤノンEFマウントのカメラを持っており、どのマウントのレンズを購入するか大変悩みました。
その候補として
- Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA
- NIKKOR AF-S 24-120mm F4 G ED VR
- EF 24-105mm F4L IS USM
- EOS7D購入+お手頃なレンズ
- EOS M2 or NEX 5R購入+レンズ購入
の5択でした。
EFマウントのカメラについては、画素数が少ないため、本体自体を購入する必要があり、優先順位は下がりました。最後まで悩んだのは「ミラーレス一眼を買うか、本レンズにするか、ニッコールにするか」でしたが、ミラーレス一眼を中古で購入しても満足できないと思い、またNIKKOR AF-S 24-120mmを購入してもD800Eが重く、携帯性が悪いので、結局SAL1680Zにしました。
え?今時Aマウントかって???仕方ないんですよ…初めて買ったデジタル一眼がAマウントなので、その資産を活かすしか。
α77はAPS-Cでも当時競合していたEOS 7D・ニコンD7100と比べてバリアングルモニターとか画素数とか、そういった面で「いいな」と思って購入した訳なので。
レンズを持ってみての感想は、思ったより軽いということと、フルサイズ換算24-120mmなのは便利だな、と。
ただし、F値が可変なので扱いづらいなと思います。
作例としてはこんな感じ。ちなみに、焦点距離は35mm換算していません。
画面中央部の解像度はバッチリです。
四隅は光量の低下がまあ認められるかな?というところ。
ボケを活かした撮影をしてみると、「なんちゃってツァイス」とはいえ、空気感の描写とふわっとしたボケが魅力だな、と感じます。
前ボケについては後ろボケよりちょっとうるさめなボケ方ですね。
ぬめ~っとした?とろっとした?独特のボケ方が特徴なのかな。
焦点距離が80mmの場合、開放が4.5なので1段絞った状態です。
一般的に、レンズは2段絞れば解像度が高まるといわれますが、このレンズはそこまでシビアにならなくてもいいように思います。
円形絞りの採用で綺麗な玉ボケが見えます。
焦点距離を変えてみました。
アイの目にフォーカスを合わせていますが、それ以外の部分のボケは、とろっとしたようなボケ方です。
色の出方についても、コントラストは普通のレンズと比べて濃いめかな?と思います。
これがよく言われているツァイスの空気感までもを描写する――ということでしょうか。
フルサイズ換算で24mmの状態では、手持ちのNIKKOR AF-S 24-70mm F2.8 G EDと比べると、やはりピントがシビアになるといいますか、難しい場面です。
しかし、カメラの色の出方もありますが、こちらの方がやっぱり豊かな色が出てくる印象です。
総評としては、色の出方は大変素晴らしいレンズだと思います。
一方で、撮影シーンを選ぶきらいがあるといいますか、若干シビアな部分があるように感じるレンズという風に思いました。
まだ風景では撮影していませんので、札幌に行くついでに自然風景や夜景など様々なシーンの撮影に挑戦してみたいと思います。