清楚咲夜の日記

何らかの研究をしている私が、趣味について綴るブログです

ピレリ P-ZERO NERO GTのレビュー

皆様いかがお過ごしでしょうか。清楚咲夜と申します。

昨年の11月に、私の愛車「レクサスGS350」にもともとついていたタイヤ「ブリヂストン ポテンザRE050 RFT」が寿命を迎えたので、それを機にラジアルタイヤに変更してみたので、「ランフラットからラジアル」にした感想と、「ピレリ P-ZERO NERO GT」の感想を記していこうと思います。

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レクサスとランフラット

まずは、交換前のタイヤについてです。

交換前のタイヤとして「ブリヂストン ポテンザRE050 RFT」というランフラットタイヤが装着されていました。

これは、レクサスGS(19系)のオプションとしてランフラットタイヤが選択できたので、それなわけですが、ランフラットの感想としては

  • 路面の凸凹でハンドルがかなり取られる
  • 一般道(主に郊外や地方の道路)では向かない
  • 高速道路の安定性(車線変更など)はとても良い
  • グリップはあまりしない

という感じでした。ランフラットは「パンクしてもある程度走れる」というのが目玉なので、走行性能に関してはショルダー部分が硬いので犠牲になっていますが、S001 RFTでは改善されているようです。

 

ピレリ P-ZERO NERO GTを選んだ理由

タイヤを替えるに当たって、以下の銘柄が候補に挙がりました。

これの理由としては、「そのままランフラットか」「ラジアルでスポーツ寄りのタイヤか」というだけの理由です。

ADVAN(横浜)など選択肢はありましたが、欧州タイヤは履いたことがないので、それも気になってこの3つになりました。

 

で、なぜ「ピレリ P-ZERO NERO GT」にしたかというわけですが、

この理由だけで選択しました。

 

実際に走行してみての感想

というわけで、現時点では装着して半年以上経過しているので様々な走行シーンを交えて感想をお伝えします。

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デザイン性

今回選択した(というかメーカー装着指定サイズ)タイヤの大きさは「225 50R17」で、正確には「225/50R17 98Y(XL)」です。

純正指定では「225/50R17 94Y」と言うことに加え、今回のタイヤはXL=エクストラロードということで、指定空気圧230kに対して、280kほど空気を入れる必要があります。

さて、デザインについては、ショルダー部のデザインは「ピレリ」のロゴが大きく描かれていること、「P ZERO NERO GT」という文字が大きいことが残念かな。

225/45R17だと、この文字が結構スリムになっているので、ロゴが気になる人は扁平率を少し下げてみるのもいいかもしれません。

 

走行性能

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パターンはこんな感じです。

 

タイヤのパターンが「走り」を意識させるような形状をしている点がまずGoodです。

走行性能に関しては「一般道」の場合ですと、必要十分のグリップをしてくれるし、ランフラットで気になっていた「凸凹でハンドルが取られる」感覚が一切無くなりました。

また、雨天時の走行でもパターン形状が排水性がよさそうというのもありますが、晴天時に比べるとやはり劣る物の、安心して雨天の走行ができました。

 

その一方で「転がり抵抗」が大きい気がします。以前装着していたランフラットタイヤに比べて燃費が-10%になりました。アクセルを踏んで速度を維持するわけですが、赤信号などでアクセルオフしたときに「もうちょっと転がって欲しい」という気持ちです。

私のGSは6速ATなのですが、6速に入りさえすればランフラットより燃費は稼げるようになりました。でも、一般道で6速に入ることが滅多にないので総合的に燃費性能は×です。

 

「高速道」に関して言えば、しなやかに道路のつなぎ目を流してくれるようになりました。ランフラットタイヤですと、凸凹の感度が高くつなぎ目で「ガコン!」というような衝撃がありましたが、「スタッ」というくらいに落ち着いています。

追い越しや車線変更時にランフラットのような安定感は軽減したものの、そこまで気になる程安定感が消えたわけではありません。

 

このタイヤはどちらかというと「速度が高い方が安定」するように思います。

 

ロードノイズなど

やはり「スポーツ寄り」のタイヤというだけあって、40km/h超えた辺りからの「さーっ」という音は気になりますが、高速道路だと逆に気にはなりませんね。

とはいっても、普段走行中は音楽を流しながらドライブをしているのであまり影響はないです。

 

タイヤの減りについては、まだ6ヶ月・1万km未満というのもありますが、そこまで減っているという感じはしません。

4WDの車ですが、前後左右を見ると「ちょっとだけ前タイヤが気持ち減っているかな?」というくらいなので、ライフは長そう。

 

総合評価・ランフラットから替えて

というわけでまとめです。

まず、「ランフラットタイヤ」から替えてみての感想ですが、やはりトータルでの「安心感」ポイントは減りました。いつパンクするか分からないので、その保険でランフラットを装着していたような物なので、やはり「走行性能」が改善されれば再びランフラットタイヤを装着したいです。

 

ピレリ P-ZERO NERO GT」の総合評価(5点満点)です。

安全性:4.4点

一般道安定性:4.1点

高速道安定性:4.6点

晴天時走行性能:4.5点

雨天時走行性能:4.2点

静粛性:2.8点

経済性:3.2点

デザイン性:3.8点

総合点数:3.9点

 

経済性に関しては、「タイヤ1本の値段が安い」ということを踏まえての点数です。単に燃費だけで考えたらあまりよくないです。

GSは「グランドツーリングセダン」ということで、長距離を走る目的の車なので、安全性・走行性能の面で考えたら結構おすすめなタイヤです。

重量級のセダンにもいいと思いますが、レクサスISBMW 5シリーズなどは「ピレリ P-ZERO NERO GT」よりも「パイロットスポーツ4」のほうがいいと思います。

 

あと、「ポテンザ」を履いていたときよりも同じサイズにも関わらず「ピレリ P-ZERO NERO GT」のほうがタイヤが大きく見えます。

ちなみに、今回のタイヤは製造国がトルコだったかルーマニア製造でした。