今回は、私が数年前に破損させてしまった機材である「ソニー Aマウントレンズ」を紹介していきます。
主には、その解像度とボケの綺麗さを紹介致します。
DT16-50mmF2.8 SSM
このレンズはソニーの一眼カメラ(Aマウント)のAPS-Cサイズセンサ専用のレンズとなっています。α77やα700、α65などに対応していますが、α99に装着した際は自動的にAPS-Cサイズにトリミングされます。
手元にあったフィギュアを撮影しました。長野県岡谷市のキャラクターである「岡谷まゆみ」です。地元の工業高校に通っているという話はここでは控えておきます。
どのくらいまで解像しているか拡大してみてみましょう。
なかなか解像しています。色も、透明感のあるヴェール(羽衣)もしっかりと表現できています。
更に拡大してみます。
1200万画素だから、ということは通用しないほどしっかりとした描写です。
流石に、スタジオにおける撮影では2000万画素以上欲しいですし、トリミングすると更に必要になってきますから、2400万画素のα77等で使うのをおすすめします。
次は、ボケ具合と、丸ボケです。
今度は諏訪姫に被写体となってもらいます。
同じようにしっかり描写できていますし、フリンジや偽色等目立ちません。
APS-Cのなかでもレンズ群はいいものを使用しています。
ボケ具合です。
古いカメラなのでノイズはどうしても乗ってしまいますが、丸ボケの表現はしっかりしています。
7枚羽根ですから、丸ボケになるのですがF3.5-4.0辺りが丸ボケのピークです。
解像度のピークはF6.3-8.0ですから、ボケをとるか解像度をとるかが難しい点です。
今回のような撮影においてはF4もあればしっかりとした距離がとれているので丸ボケとの両立が可能ですが、風景などはF8あたりで撮影するのが無難です。
らぐミ2015でα700を使って撮影した車両です。
こういった写真は自然と絞り込むわけですが、色の表現もあまりブレが観られません。
この写真はα700で撮影した自転車の写真です。
しっかりと焦点を考えて撮影するのであれば、コストパフォーマンスの高いレンズです。
あまりα77で撮影した写真が見つかりませんでしたので、その中の1枚を紹介します。
PLUMレーシングの86を撮影したものです。
2430万画素機のセットレンズになぜこのレンズを選んだのかが分かる解像度です。