皆様いかがお過ごしでしょうか。清楚咲夜と申します。
私はアンプを何台か持っているのですが、その中で、比較的新しい機種としてヤマハのAVアンプ「RX-V477」を使っています。
購入したのは2015年くらいだったような気がするのですが、当時4万円程で買えるAVアンプと言うことですぐに買ってしまいましたが、この機種はBluetoothには対応していないものの、有線ネットワークに対応しているため、今回は「Airplay」を活用して音楽を聴いてみたいと思います。
実際にAirPlayで音楽を再生している様子です。PCのiTunesで「Re-Sublimity」という曲を再生しています。(アンプ本体の液晶は日本語に対応していませんw)
手順等
まず、必要な物として「LANケーブル」のみです。
RX-V477は、無線LANに対応していないため、有線でのみ接続が可能です。
私の環境では、スイッチングハブ(5ポート)に、Wi-Fiルータ、デスクトップPCを接続しているため、スイッチングハブ側にRX-V477を接続しました。
なお、この機種は「10BASE-T/100BASE-TX」に対応しているので、普通のCat.5eケーブルで問題ありません。
後は、タブレットやiPhoneのアプリを必要に応じてDLしておけば、簡単に音量やDSPが変更できるのでいいと思います。
「AV CONTROL」みたいな名前のアプリです。
私の場合、音楽を聴くのはほとんどPCのiTunesですので、その方法を記述しておきます。
iTunesの上の方に富士山から発せられている電波のようなマークがあるので、それをクリックして、「RX-V477」を選択します。
それだけで音楽が聴けるようになります。
Airplayの何が便利かというと、一回ネットワークに接続さえしてしまえば、iPhone、iPadなどから音楽を再生するときに「RX-V477」が選択できるようになって、わざわざPCを開かなくても、イヤホンを装着しなくてもアンプから音楽が聴けるくらいです。
それ以外は特に利点は無いかなぁ。
最近聞かなくなりましたけど、Apple版DLNAのようなものです。
注意点とか
ここで一つ注意点。
iTunes側の音量バーがやけに左に寄っているので、「おかしいな?」と思って右側にしすぎないように…
この音量バーの位置は、アンプ側の音量を示している物なので、画面上では「小音量」と思うかもしれませんが、アンプ側は-34.5dbを示しています。
従って、画面上の音量バーは無視して、アンプ側の音量を変えるようにしましょう。
-30.0dbで音量バーが半分になります。
感想
感想としては、HDMIケーブルを接続せずにLANケーブルだけで音楽が聴けるので、いちいちWeb会議の時に音声の出力先を変えなくて良くなったのはいいですね。
音楽専用の出力先として利用するのであれば利用できるかも。
音質面では、以前買った「AKG K240 Studio」と自分が持っている「DIATONE DS-211」スピーカーを使っていますが、(アンプの特性的に)こんな音だったっけ?と思っています。AirplayはAIFF等に対応しているようなので、特段問題点はありません。
この「RX-V477」は本体の液晶で曲名、アルバム名、アーティスト名(英語のみ)が表示できるのですが、それもしっかりできます。
また、以前まで光デジタル接続のアンプを使用していましたが、そちらに比べて利便性は高くなったかな?と思います。
問題点としては、曲の再生までに場合によってはワンテンポ遅延するくらいですかね。これについては、ネットワーク経由で音楽を再生しているわけですから、100BASE-TXなのが問題かもしれません。1000BASE-T対応(若しくは5GHz無線LAN対応)のアンプであればこの点あまり気にならないかもしれませんね。ちなみに、音楽の再生中に遅延するということはないので、我慢ポイントかも。
それに加えて、たまにAirplayが認識されないことがあるくらいです。
その場合、アンプの電源を再投入するかiTunesを開いてしばらく待つくらいしか対処法がありませんが。
後、手元のiPhoneからも音楽再生するときにAirplayが選択できて、リモコンのように扱えるので、音楽を手軽に聴きやすくなりました。