清楚咲夜の日記

何らかの研究をしている私が、趣味について綴るブログです

フィリップモリスの"脱紙巻たばこ"ニュースを受けての感想

皆様いかがお過ごしでしょうか。清楚咲夜と申します。

本日、日経の通知でこのような記事が目に留まりました。

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フィリップモリスといえば、2018~2020年のうちに「喫煙者を生まない」みたいな内容を発表していて、新規喫煙者を増やさず、既に喫煙している人だけにiQOSの移行を促す、という発表を見たことがあります。

 

今回の記事では、フィリップモリス(以下、PM)のCEOであるオルザック氏は、日本の加熱式たばこシェア7割を占めていていることで加熱式たばこに注力し「日本で10年以内に"煙をなくす"」、「また、全世界で15年をめどに紙巻から順次撤退する」という発表でした。

 

今回の発表で驚きなのは、日本における加熱式たばこのシェアで、iQOSが7割、BATのgloが2割、JTのプルームシリーズが1割という内容です。また、加熱式タバコのデバイスを順次増やしていくことにも言及していました。

 

以下、私の感想ですが、昨今の情勢で「外で喫煙することが難しい」ことや「在宅勤務のため家で紙巻たばこが吸いづらい」に加えて、改正健康増進法によって「分煙」が明確化されたことや原則屋内喫煙禁止、また公共施設での禁煙など様々な要素が関係して、「禁煙をした人」や「加熱式たばこに移行した人」が多くなっていると思います。

実際のところ、私も前年比で紙巻たばこの本数・割合が減っています。

 

今回のPMの記事においては、PMの「ラーク」ブランドや「マールボロ」ブランド(こちらに関しては主力のiQOSでブランド化がされています。)、「パーラメント」ブランド、「ピアニッシモ」ブランドをどのように加熱式たばこで実現していくかが課題だと感じます。

実際、私も様々な加熱式たばこのデバイスを所有していますが、JTの「ウィンストンキャビン」は紙巻だけでしか売っておらず、仮に加熱式たばこの銘柄で販売されたとしても「味が違う」という理由で紙巻に戻ってしまうかもしれません。

 

PMの場合、主力製品がマールボロであることは間違いないのですが、ラークブランドもそこそこシェアがあると思われるので、果たしてiQOSでその味わいをクリアできるか、という点が課題でしょう。

とはいっても、10年以内をめどに紙巻撤退ですから、まだまだ時間はありますね。

 

今回のPMの発表は個人的にはやや賛成ですかね~。たばこのにおいが気になる人もいますし、受動喫煙の問題も考えていかなければなりません。

ただ、喫煙者側の立場からすれば「味の問題をどのように解決していくか」、「銘柄の選択肢を広めていくには」という具体的な例が示されれば、紙巻たばこから脱退することも十分に賛成できます。

 

そろそろ私も禁煙する時が来たのかもしれません。

まあ、私の場合は吸っていても吸わなくても生きていけるので、望むことは「20本入り」ではなくて、「10本入り」のヒートスティックを販売してくれ!ということだけです。10本入り販売してくれないかな~。