清楚咲夜の日記

何らかの研究をしている私が、趣味について綴るブログです

まだMDを使っています

題名通り、MDをまだ使っています。

MDとはなんぞや?と思われる方もいらっしゃると思いますが、カセットテープをデジタル化しよう!ということでDATがありますが、DATはCDと同品質で録音ができる一方、高価なのであまり民生用としては流通しなかったと記憶しています。

MDは、コンパクトなCDとおもっていただけたらいいかと思います。

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こちらが、MDです。

見たことあるかたない方いらっしゃると思います。
CDに比べたら音質は大分低下しますが、iPodが出る以前に流行った記録媒体です。

今でも、カーオーディオでMD付の車を見ることがあると思いますが、MDは一度メモリにデータを入れてから再生をするので、(機械にも寄りますが、10秒ほどはスプールされます)振動に強いため車や持ち歩くには丁度いいメディアでした。

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このMDは、ソニーのPRISMシリーズです。

「ショックアブソービングメカニズム」という技術が搭載されていて、黒い帯のあるところがダンパーとなっていて振動に強くしたMDです。

車の中に入れっぱなしですが、かなり高価な「ES」シリーズのMDもあります。

現在でも、ソニーのオーディオでは「ES」という名前は最上位クラスに与えられている特別なものです。

 

MDのいいところは、「リライタブル」「分割・結合」「タイトル」だと思っています。

「リライタブル」に関しては、「何度でも消せて、上書きができる」ということです。その時の気分で「もう聴かないから消して他の曲をダビングするか…」と言うことができます。

「分割・結合」に関しては、「この曲のこの部分以降はいらない」と思うところを分割して消したり、AとBの曲のこの部分をA+BにしてCという1曲をつくったりができます。

「タイトル」に関しては、手動ですがアルバム名、曲名を入力することができたので、カセットとは違い画面を見て確認することができました。

あと、裏技ではあるのですが「Amazonミュージック」だったり「Spotify」だったりで配信されている音楽を合法的にダビングができてしまいます。

PCオーディオをされている方ならちょっと知識あればできることなので、最強のメディアです。(今でも使えるものとしては。)

そのため、Appleミュージックで最近消されてしまった電気グルーヴの曲をこっそりとダビングしていました。

 

唯一欠点としては、精密すぎてMDデッキが壊れると言うことが多々あります。

そのため修理代が高くついたり、生産終了したりと自滅してしまいました。

私も、つい先日にポータブルMDプレイヤーが故障してしまい、通勤でMDを使えなくなってしまいました。

新しいポータブルMDプレイヤーを探さなければ。