今回は、ファミリーマートにて「ラーク・クラシック・マイルド・KS」を購入してきましたので、味等のレビューを行っていきます。
価格は460円でした。競合製品の「ウィンストンキャビン」より10円高いですね。
それでは、まずはパッケージから見ていきましょう。
「クラシック」という名前があるとおり、現行のLARKとは異なるデザインです。
LARKのロゴマークが縦ではなく横になっているので、こちらの方が好みですね。
ミルク色に赤帯というのも良い感じ。
LARK CLASSIC MILDS SINCE1963、一体どんな味がするのでしょうか。
さきほどの正面には「AMERICAN BLEND」という文字がありましたが、私の常喫している「キャビン ロング」もアメリカンブレンドです。
アメリカンブレンドについては、後ほどレビューするついでに紹介しておきます。
タール9ミリ、ニコチン0.7ミリです。
銀紙の封には「LARK」という印字がされています。
う~ん。渋いですなぁ。
フィルターはコルク柄(コルク調)になっておりまして、こちらも普段吸っているキャビン同様です。
コルク柄だと、「いかにもタバコ」という感じがして良いですね。
フィルターの下、紙巻部分に「LARK」という印字がされています。
ちなみにフィルターには「チャーコールフィルター」が使用されています。
レビュー
というわけで、アメリカンブレンドのこの銘柄はどのような味がするのでしょうか。
先に「アメリカンブレンド」についての紹介をしておきますが、タバコ葉には「バーレー葉」というものが使用されており、たばこの「味の濃さ、深さ」に特徴があります。
バーレー種を使用しているたばこは多く、メビウスやホープ、キャビン(JT)など様々な銘柄で使用されています。
どちらかといえば「チョコレート」のような甘みが特徴。
この特徴を踏まえレビューを行います。
まず、最初から最後まで感じたのはやはり「甘い」ということです。
アメリカンブレンドでこの系統の味と言えば、やはり「キャビンマイルド」が近く該当するかと思います。
具体的な甘さとして近い銘柄が「アメスピアガット」かな、という気がします。
というのも、チョコレート系の甘さではなく、「小豆に似たような甘さ」を感じたからです。
たばこの風味としては「クセが無く、かどのないまろやかな味わい」という所でしょうか。
「マイルド」というのは昔で言うところの「オリジナルより軽い」という位置づけなのですが、味自体も赤ラークよりマイルドで角が立って折らず吸いやすいです。
赤ラークはどちらかというとクセがあり、甘さよりも苦さのほうが目立つのですが、クラシックマイルドは「甘さ>>>苦さ」という感じでとても吸いやすい。
「ラークとキャビンは似ている」といいますが、赤ラークとクラシックマイルドで比べたら、これはキャビンだと「キャビンマイルドとキャビンローストブレンド」みたいなものでしょうね。
キャビンマイルドはクラシックマイルド同様に「甘さのほうが勝っている銘柄」であり、
ローストブレンド(ロング)は「苦さ>甘さ」という感じ。
キャビンとは「甘さ」の方向がだいぶ異なっていると思います。
ラーククラシックマイルドを吸った後にキャビンロングを吸うと、ロースト感が全く異なりますから。
クラシックマイルドの残念な点としては「葉の詰まり方が甘い」というところ。
灰を落とす際に、火種まで落ちてしまいました。
あとは結構言われている「におい」に関してはそこまで強くはないかな、という感じ。キャビンの方が強いですw